AIRE
reAlpha Tech「Claire」と名付けたAIエージェントが、物件探しからローンの事前承認まで24時間体制で買い手を案内する。仲介・ローン・決済を一社で垂直に持ったうえでAIを載せている点が、チャットボットだけを配る同業と違う。
仲介、住宅ローン仲介、権利決済を自社の窓口でまとめて引き受ける住宅購入部門と、買収したソフト開発会社などが外部に売る技術部門の二つに分かれる。買い手には仲介で最大1.0%、住宅ローンも束ねればさらに0.5%を購入価格から返す。
2025年にいったん完了させたGTG Financialの買収を同年8月に取り消した例のように、買った会社が想定通りに収まらないことがある。増資が滞れば持ち分の希薄化や上場基準の割れにつながる。
うまくいかない事業を抱え込まず、2024年に民泊の小口投資を止め、2025年には完全に切り離した。配当はなく、手元の資金は買収と窓口の開発に回している。
買収で集めた仲介・ローン・決済・ソフト開発の各社を、一つの窓口として噛み合わせられるかにかかっている。赤字のまま開発費と買収費が出ていくため、増資で資金を継ぎ足せるかどうかも外せない。
この会社をどう読むか
reAlpha Techは、個人が民泊物件の持ち分を少額で買える仕組みを掲げて出発した会社だった。ところが金利上昇と物件価格の高止まりで採算が立たず、2024年に事業を止め、2025年には取締役会が完全撤退を決めている。
いま組み立て直しているのは、物件探しから住宅ローン、権利の決済までをAIが一本で案内する住宅購入の窓口だ。足りない機能は自前で作らず買収で埋める方針で、2025年にはいったん完了したGTG Financialの買収を同年8月に取り消してもいる。組み替えの速さは強みでもあり、買った会社を一つの仕組みにまとめ切れるかどうかがこの先を決める。
バランスシート (要約)
資産 $22M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $11M(53%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$8M
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$12M
- 流動負債$4M
この判定で見た指標: 自己資本比率。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5M
- 売上成長率
- 376.4%
- 粗利率
- 54.3%
- 営業利益率
- −354.3%
- 純利益率
- −389.4%
- ROE
- −153.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$11M
- フリーCF
- −$11M
- 営業CFマージン
- −249.3%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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