
ALRM
Alarm.com業界で最大規模の独立した見守りの基盤を持ち、中小業者の客を奪わない味方として支える立場が最大の強み。大手の系列とは別の選択肢を業者に与える。警報から見守りカメラ、店舗の出入り管理までを一つにまとめた幅広さで、受託事業者として深く食い込んでいる。
全国に散らばる中小の警備業者に、家や店舗の警報、見守りカメラ、出入りの管理、家電の遠隔操作をひとまとめにした仕組みを提供し、その月額の利用料が収益の柱。業者は自社の看板でこの仕組みを最終客に売る。機器の販売も加わるが、安定した月額収入が中心になる。利用者が増えるほど積み上がる構造になっている。
大手の警備会社が自前の仕組みに切り替えれば、提携業者と利用者をまとめて失う。利用者が自分で設置する安価な見守り機器が中小業者の客を奪う流れも続く。月々の解約が増えれば積み上げた収益が細る。景気後退で家計が警備の契約を見直すと、新規の伸びが鈍る。
配当を出さず、研究開発と製品の拡張に資金を投じる経営。住宅向けに加え、店舗や企業向けの見守りにも事業を広げる。映像を解析する新しい技術への投資を続けて、月額収益の幅を厚くする方針が特徴になっている。
警備業者の顧客基盤と、月額契約の継続、新しい機能の普及に依存する。提携する中小業者の客が増え続けるか、月々の解約を低く抑えられるか、見守りカメラや家電連携など新機能の利用が広がるか、そして自前で売る大手や安価な簡易品との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $848M(40%)。
開示から読める範囲ではおおむね健全
- 現金・現金同等物$961M
- 他の流動資産$312M
- 固定資産$864M
- 流動負債$663M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1B
- 売上成長率
- 7.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 13.2%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $153M
- フリーCF
- $137M
- 営業CFマージン
- 15.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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