事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
世界的な人気を博した看板のドラマの作品の資産という独自の知的財産と、ホラーや英国のドラマといったテーマを絞ったニッチなネット配信の戦略が最大の特徴。巨大な配信の大手が手薄な特定の好みの層を狙う。ただし、ケーブルの衰退という業界の構造の変化の波には抗いにくい、立て直し途上のメディアの立ち位置にいる。
複数のケーブルテレビの放送局を運営し、その広告と、ケーブル会社から受け取る配信の料金で稼ぐのが事業の柱。看板のドラマの放送局のほか、複数の専門の局を持つ。これに加え、自前のネットの動画配信のサービスや、ホラーや英国のドラマといったテーマを絞ったニッチな配信のサービスも手がける。過去には世界的な人気ドラマを生んだ作品の資産を持つ。放送の広告と配信の料金、ネット配信の会費で稼ぐ構造になっている。
ケーブルを解約してネットの配信に移る流れが加速し、契約者と配信の料金が減り続ける構造的な逆風が最大の弱点になる。自前のネットの配信の会員の伸びが鈍れば、その減少を補えない。巨大なネット配信の大手との競争で、作品への支出がかさむ。広告の市場の低迷も逆風になる。重い借入の借り換えのリスクも抱える。
配当を出さず、現金を重い借入の削減と費用の削減に最優先で充てる立て直し期の経営。ケーブルの解約の加速に対応して事業を再編する。看板のドラマの作品の資産と、テーマを絞ったニッチなネット配信で差別化を図りつつ、業界の構造の変化の中で生き残りを図る方針が特徴になっている。
ケーブルの契約者と、ネット配信、人気作に依存する。減り続けるケーブルや衛星の契約者の数を、どこまで支えられるか、自前のネットの動画配信の会員を増やせるか、看板のドラマに続く人気作を生み出せるか、そして広告の市場が保たれるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $982M(25%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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