
配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
大動脈という、狭いが高単価で、参入する会社の限られる難しいニッチに集中する点が最大の強み。心臓血管の外科医との深い関係と、保存した人の組織のバンクという独自のサービスを持つ。規模で勝る大手も関わる領域だが、専業として深い専門性と高単価の製品で差別化する、大動脈の医療機器の立ち位置にいる。
体の中心を通る大動脈の、裂けたり膨らんだりする重い病気を、外科手術で治すための機器を開発・販売するのが事業の柱。人工の弁や、血管を補強するステント、組織を接着する材料、保存した人の組織のバンクなどを提供する。大動脈という、心臓血管の外科でも最も難しい領域に的を絞る。新しい製品の承認が成長の節目になる。これらの専門の医療機器の販売で稼ぐ構造になっている。
大動脈の治療が、開胸せず血管から行う体に優しい方式へ移れば、外科用の製品の需要が構造的に変わる弱点を抱える。規模で勝る大手の医療機器の会社が、価格や品揃えで攻め込む。新しい製品の試験や承認の申請が遅れれば、成長の節目を逃す。規模が小さく、一つの出来事の影響が業績に大きく響く。
配当を出さず、現金を研究開発と臨床試験に優先して投じる経営。新しい大動脈の製品を米国の市場へ広げることを当面の目標に置く。狭いが高単価のニッチに集中し、心臓血管の外科医との関係を深めることで、特定の領域での市場のシェアの獲得を目指す方針が特徴になっている。
手術件数と、新製品の承認、競合に依存する。大動脈の外科手術の件数が伸びるか、心臓血管の外科医の間に製品が広く浸透するか、新しい製品が当局の承認を得て市場に広がるか、そして規模で勝る大手の医療機器の会社との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $885M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $448M(51%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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