配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
医療や産業で使う使い捨ての防護の衣料やマスクと、住宅の建材という、関係の薄い二つの事業を併せ持つ点が最大の特徴。感染症の特需と、平時の建材で需要を補い合う。一つの事業に絞る会社とは異なる、防護の衣料と建材を併せ持つ小型の会社の立ち位置にいる。
二つの事業で稼ぐのが事業の柱。一つは、医療や産業の現場で使う、使い捨ての防護の衣服や、顔を覆うマスク、高い性能の防じんのマスクといった、感染や汚れから身を守る使い捨ての品を作る事業。もう一つは、住宅の屋根の下に敷くシートや、壁を覆う防水のシートといった建材を作る事業。感染症の流行のときは防護の品が急に売れ、平時は建材が支える。これらの防護の衣料と建材の販売で稼ぐ構造になっている。
感染症の特需が去ると、防護の品の需要が急に冷える弱点を抱える。防護のマスクや衣服は、平時には安い輸入品との価格の争奪が激しい。建材の事業は、金利や住宅の景気に左右される。二つの事業の需要の波がそろわず、業績が読みにくい。原料の価格の上昇が採算を圧迫する。特需の有無で業績が大きく振れる。
配当を出さず、自社株買いと二つの事業の運営を進める経営。現在の経営者が率いる。防護の衣料と建材の製造と、感染症の特需への対応、原料の価格への対応、安い輸入品との競争への対応を進める。防護の衣料と建材の二本立てが、運営の中核になっている。
感染症の動向と、建材の需要、原料の価格に依存する。感染症の流行で防護の品の需要が高まるか、平時に建材の需要が安定して支えるか、住宅の建設が活発か、そして原料の価格や、安い輸入品との競争をこなして採算を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $74M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $62M(84%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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