配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
膝の関節注射と骨の治癒の超音波の機器という、整形外科の専門のニッチを深く掘る点が最大の特徴。一回の投与で済むヒアルロン酸の関節注射の独自の製品や、米国で数少ない規模の超音波の骨の治癒の機器を組み合わせる。総合の整形外科の大手とは異なる、特定の整形外科のニッチに特化した医療機器の立ち位置にいる。
整形外科の専門の医療機器を手がけるのが事業の柱。柱は二つで、変形した膝の関節の痛みを和らげるヒアルロン酸の関節注射と、骨折の治りを促す超音波の治療の機器からなる。整形外科の医師や痛みの専門医に、直接と販売店を通じて売る。買収で足の指の関節の置換などの分野も加えた経緯を持つ。膝の関節注射と骨の治癒の機器の販売で稼ぐ構造になっている。
ヒアルロン酸の関節注射への公的保険の支払いが見直されれば、収益が大きく揺らぐ最大の弱点になる。同業の関節注射との価格と販売の競争も激しい。骨の治癒の超音波の機器の効き目を疑う業界の見方も付きまとう。買収した事業の統合の難しさもある。長く赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。総合の整形外科の大手との競争も逆風になる。
配当を出さず、長く続く赤字を抱えながら、費用の削減と、中核の膝の関節注射と骨の治癒の機器の販売の拡大を両輪で進める立て直し期の経営。整形外科のニッチへの集中を軸に、選んで事業の構成を見直す。増資で段階的に資金を集めながら、専門性で差別化を図る方針が特徴になっている。
変形性関節症の治療と、保険の支払い、競合に依存する。膝の変形性関節症の治療の市場が保たれるか、ヒアルロン酸の関節注射への公的保険の支払いが続くか、整形外科の医師や痛みの専門医が採用するか、そして同業のヒアルロン酸の注射や骨の治癒の機器との差別化を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $684M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $184M(27%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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