
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
本体の機械と、設計の雲の上のアプリ、消耗品、会員制を一つにまとめた仕組みが最大の強み。機械を売って終わりではなく、消耗品と会員制で継続して稼ぐ。多くの利用者が集まるアプリには、膨大な作品のデータが蓄積され、後発が容易には真似できない。単なる機械のメーカーとは異なる、手作りの工作の仕組みを束ねる会社の立ち位置にいる。
家庭で楽しむ手作りの工作向けに、紙やシール、布などを思いどおりの形に切り出せる小型の機械を作り、売るのが事業の柱。柱は二つで、本体の機械と、それに使うシールや転写の素材といった消耗品を売る事業と、機械を動かす設計のアプリを月額の会員制で提供する事業からなる。雲の上のアプリには多くの利用者が集まる。手芸用品の店や量販店で売る。機械と消耗品、会員制のソフトで稼ぐ構造になっている。
感染症の時期に巣ごもりで急増した手作りの需要が、その後に反動で冷えた弱点を抱える。主要な手芸用品の店の破綻など、販路の縮小は販売を直撃する。同業の裁断機のメーカーや、無料のデザインのソフトとの競争もある。会員の数が頭打ちになり解約が増えれば、継続収入が細る。海外で作る本体への関税も採算を揺らす。
配当を出しながら、設計のアプリの会員の拡大と、新しい機械や消耗品の開発、会員の引き止め、海外への展開を進める経営。本体を入り口に、消耗品と会員制という継続収入を伸ばすことを重んじる。感染症の特需の反動で冷えた需要に対し、会員の利用を保つことで安定を図る方針が特徴になっている。
手作りの需要と、会員の維持、小売の販路に依存する。家庭での手作りの工作の需要が保たれるか、設計のアプリの会員の数と利用を維持できるか、手芸用品の店や量販店という販路を保てるか、そして本体を買った人に消耗品と会員制を継続して使ってもらえるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $581M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $344M(59%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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