まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
光の全体の波長を使い、従来より多くの色の目印を一度に見分けられる独自の技術で先行する点が最大の特徴。伝統的な大手がまだ追随の途上にあるこの技術を、いち早く実用化した。中国で創業し、米国と中国の両方で事業を営む独自の立ち位置も持つ。汎用の装置の大手とは異なる、新しい技術で先行し米中の両方で事業を営む小型の研究機器の会社の立ち位置にいる。
細胞に付けた蛍光の目印を読み取り、細胞の種類や状態を解析する研究用の装置と、その目印となる試薬を売るのが事業の柱。独自の技術は、光の全体の波長を丸ごと使い、従来より多くの色の目印を一度に見分けられる点に特色がある。卓上に置ける装置などを、大学の研究機関や、製薬会社、病院の検査室に売る。免疫や細胞を使った治療の研究に使われる。中国で創業し、米国と中国の両方で事業を営む。装置と試薬の販売で稼ぐ構造になっている。
研究の予算の削減が続けば、装置の需要が細る弱点を抱える。伝統的な装置の大手が、同じく光の全体の波長を使う新型機を出せば、技術の差が縮まる。中国の市場での政治のリスクもある。赤字が長引く恐れもある。同業の大手の攻勢や、増資による持ち分の希薄化も逆風になる。規模が大きい大手の買収の標的になるとの見方もある。
配当を出さず、米国と中国の両方で事業を営む体制を保つ経営。創業者が率いる。研究の予算の逆風の中で、利益を出すことを優先する規律ある運営を進める。独自の技術の優位の維持と、中国の市場への対応が運営の中核になる。規模の大きい大手の買収の標的になるとの観測もある、中堅の研究機器の会社の運営になっている。
研究の予算と、細胞を使う治療の市場、競合に依存する。製薬会社や大学の細胞の解析の装置への予算が保たれるか、細胞を使った治療の市場が伸びてその品質の管理に装置が使われるか、伝統的な装置の大手との世代交代の争いで先行を保てるか、そして中国の市場と米中の関係のリスクを乗り切れるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $462M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $342M(74%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約10年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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