
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
生体になじむ特殊な粒で、血液から過剰な炎症の物質や毒素、薬の成分を吸着して取り除くという独自の手法と、欧州を中心とした幅広い使用の実績が最大の特徴。薬とは異なる、血液そのものを浄化する切り口を持つ。血液を浄化する機器に特化した小型の医療機器の会社の立ち位置にいる。
血液から有害な物質を取り除く機器を売るのが事業の柱。生体になじむ、細かい穴の多い特殊な粒を詰めた装置に血液を通し、過剰な炎症の物質や、毒素、薬の成分などを吸着して取り除く。看板の装置は、集中治療室の重症の患者や、心臓の手術の前に血を固まりにくくする薬を抜く用途などで使われ、欧州を中心に世界の多くの国で広く使われてきた。米国でも、心臓の手術での薬の除去の承認を狙う。これらの血液を浄化する機器の販売で稼ぐ構造になっている。
米国で狙う承認が、思うように得られない弱点を抱える。血液を浄化する効果が、患者の予後を本当に改善するのかを巡り、裏づけが問われることもある。集中治療や心臓の手術の現場で、医師の慣れた手順を変えるのは難しい。欧州での実績を米国の収入につなげるには時間がかかる。商業化の途上で赤字が続き、現金が細れば増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、米国の承認の取得と機器の普及に投資する経営。現在の経営者が率いる。血液を浄化する機器の販売と、米国で狙う承認の取得、集中治療や心臓の手術での採用の拡大、赤字の中の資金の管理を進める。血液を浄化する機器への特化と、米国の承認の取得が、運営の中核になっている。
機器の採用と、米国の承認、保険の支払いに依存する。集中治療室や心臓の手術で、血液を浄化する機器の採用が広がるか、米国で狙う承認を得られるか、保険の支払いがつくか、そして赤字を抜け出して採算に乗せられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $44M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(13%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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