DXPE
DXP Enterprisesただ部品を売るのではなく、用途に合わせた設計や現場の整備までを引き受け、ポンプや回転機械という専門の領域に絞り込んだ深さが最大の強み。汎用品を広く浅く扱う大手とは違う立ち位置を取る。顧客の工場に深く入り込み、買収で地域と品揃えを広げてきた専門商社の立場にいる。
石油や化学、水処理、食品などの工場やプラントに、ポンプやモーター、圧縮機といった回転する機械と、その交換部品を専門の知識つきで卸すのが収益の柱。単に売るだけでなく、用途に合わせた組み合わせの設計や、現場での整備、在庫の管理まで引き受ける。顧客の工場に深く入り込む。機械と部品の販売に、設計と整備の役務を重ねて稼ぐ構造になっている。
工場やプラントの設備投資が縮むと、機械の販売がまとまって落ちる。原油価格の急落は、石油や化学の顧客の発注を直接細らせる。汎用品を大量に安く扱う大手との価格競争は採算を削る。買収頼みの拡大は高値づかみや統合の失敗が高くつき、借入の負担も重くなる。
配当を出さず、現金を同業の買収と借入の返済に充てる経営。専門性の高いポンプ事業に的を絞り、買収を重ねて規模を積み上げる。設計や整備の役務で利益率を高め、汎用卸との違いを保つ方針が特徴になっている。
工場とプラントの設備投資と、原油価格、買収の統合に依存する。石油や化学の現場が設備にお金を使い続けるか、原油価格が顧客の発注を支えるか、買収した同業をうまく束ねられるか、そして汎用品を安く売る大手や同業との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $498M(30%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$304M
- 他の流動資産$607M
- 固定資産$775M
- 流動負債$272M
- 長期借入金$818M
- 短期借入金$9M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2B
- 売上成長率
- 11.9%
- 粗利率
- 31.5%
- 営業利益率
- 8.8%
- 純利益率
- 4.4%
- ROE
- 17.8%
- ROIC
- 10.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $94M
- フリーCF
- $54M
- 営業CFマージン
- 4.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $90K
- 配当性向
- 0.1%
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