FCUV
Focus Universal一つの技術に絞らず、無線計測の基盤と園芸向け機器を同じ会社の中で並行して走らせる。どれか一つが当たれば化ける賭け方だが、乏しい資源を薄く配る裏返しでもある。
無線センサー「Ubiquitor」とUSIPと呼ぶ計測基盤の開発を看板に掲げるが、決算に立つのは園芸向けの制御機器や照明などIoT製品の販売である。2025年12月期の売上は25万ドルで、原価がそれを上回り粗利は赤字になった。
監査法人は継続企業の前提に重要な疑義があると付記しており、営業活動の現金収支は恒常的にマイナスが続く。増資でつないできた資金繰りが途切れれば、事業の継続そのものが揺らぐ。
限られた手元資金を、開発中の基盤と足元で売れている園芸向け機器の双方へ薄く配る形が続いている。優先株の発行と株式併合を絡めた調達で上場を保っており、その条件そのものが株主の関心事になる。
開発中の製品を売れる形にできるかと、増資で資金をつなげるかに会社の寿命がかかる。2026年1月にはB種優先株の保有者から償還請求が届いており、この決着のつき方が財務の姿を大きく変える。
この会社をどう読むか
この会社の看板と決算書は、別の話をしている。掲げるのは機器を無線でつないで測る計測基盤だが、2025年12月期に立った売上は25万ドルで、その中身は園芸向けの制御機器や照明だった。
原価が売上を上回って粗利が赤字になる規模で、監査法人は継続企業の前提に疑義があると付記した。2026年1月にはB種優先株の償還請求も届いており、技術の目新しさより先に、資金をつなぎ切れるかが問われている。
バランスシート (要約)
資産 $9M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(29%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$8M
- 他の流動資産$712K
- 固定資産$238K
- 流動負債$366K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $255K
- 売上成長率
- −35.9%
- 粗利率
- −13.8%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −186.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$5M
- 営業CFマージン
- −2000.9%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
FCUV の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…