GENC
Gencor Industries1968年にメクトロン、ゼネラル・コンバッション、ゲンコの三社が合併して生まれ、1987年にいまの社名になった。1894年から続く世界最古のプラント製品系列を抱えている。
アスファルトを作るプラントと、それを敷く舗装機械を設計・製造して、道路工事の会社に売る。据え付けたあとの部品と保守も続けて入ってくる。
注文が冬の数か月に集中する分、決算は期ごとに大きく振れる。2025年12月時点の受注残は$23.6Mで、前年同時期の$56.2Mから半分以下に減った。
長期の借入をゼロに保ち、銀行の融資枠すら置かない。余った現金は外部に預けた債券や株で持ち、2020年のボルボからの舗装機事業買収のように、機会が来たときだけ動く。
連邦と州が道路にいくら予算を付けるかと、古いプラントの入れ替え時期が注文量を決める。受注は10月から2月に集まり、出荷は6月までに片付くという偏りがある。
この会社をどう読むか
ジェンコアの一年は、道路工事の暦で動く。注文の大半は10月から2月に入り、出荷は6月までに終わる。だから期ごとの数字は大きく揺れ、2025年12月時点の受注残は$23.6Mと、前年の$56.2Mから半分以下になった。
この振れを、借金を持たないことで受け止めている。長期の借入はゼロで、銀行の融資枠すら置かず、余った現金は外部に預けた債券と株で寝かせている。1968年に三社が合併して生まれた会社が、需要の波を現金で耐える形に落ち着いた。
バランスシート (要約)
資産 $223M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $212M(95%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$27M
- 他の流動資産$180M
- 固定資産$16M
- 流動負債$9M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $115M
- 売上成長率
- 2.0%
- 粗利率
- 27.5%
- 営業利益率
- 12.1%
- 純利益率
- 13.6%
- ROE
- 7.4%
- ROIC
- 5.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $3M
- フリーCF
- $1M
- 営業CFマージン
- 2.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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