GWAV
Greenwave Technology Solutions自動車の車体を野球ボールほどの破片まで砕ける大型破砕機を、ノースカロライナ州とバージニア州の拠点に自前で据えている。集めて転売するだけの回収業者には出せない処理量が、そこから生まれる。
廃車や古い家電、解体現場の廃材を買い取り、破砕して鉄と非鉄金属に選り分け、鉄鋼メーカーなどへ売る。買い取りの値と売り値の差が、そのまま取り分になる。
相場が急に下がると、高く仕入れた廃材を安くしか売れず損が出る。廃車や廃材の出方は景気と解体工事の量に連動し、破砕機と選別設備の維持にも費用が重くのしかかる。
社名も本業も入れ替える判断を、この経営陣は実際にやってのけた。2021年に13カ所の再生拠点を持つEmpire Servicesを買い、元の技術事業はそこで捨てている。
収入の大半は鉄スクラップの相場に握られていて、自社で値段を決められない。もう一方の綱は仕入れで、2023年に始めたScrapApp.comが個人から直接廃車を集める経路になっている。
この会社をどう読むか
Greenwave Technology Solutionsという社名は環境技術の新興企業を思わせる。だが2013年の創業時はMassRootsという名で、技術プラットフォームを作る、金属とは縁のない会社だった。
転機は2021年、バージニア州などに13カ所の再生拠点を持つEmpire Servicesの買収だった。社名を替え、以後は廃車や廃材を破砕して鉄と非鉄金属に分けて売る会社になっている。2023年からはScrapApp.comで個人から直接廃車を買い取り、仕入れの経路も自前で広げてきた。
バランスシート (要約)
資産 $55M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $26M(47%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$936K
- 他の流動資産$4M
- 固定資産$50M
- 流動負債$23M
- 長期借入金$6M
- 短期借入金$7M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $47M
- 売上成長率
- 40.1%
- 粗利率
- 25.4%
- 営業利益率
- −42.5%
- 純利益率
- −46.3%
- ROE
- −83.3%
- ROIC
- −40.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −12.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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