HCTI
Healthcare Triangle医療とライフサイエンスに客を絞り、電子カルテの導入とクラウド運用、データ分析を自社の基盤ツールでまとめて出す。クラウド基盤のCloudEz、データ基盤のDataEz、文書解析のReadabl.aiに加え、病院運営のEzovionや心の健康を扱うZiloyも抱える。
病院や医療保険会社、製薬・バイオテック、医療機器メーカーを客に、電子カルテの導入と最適化、クラウド上のデータ運用、分析基盤の構築を請け負う。導入の助言から24時間態勢の保守までを通しで抱えるため、案件は単発では終わりにくい。
総合系の大手ITベンダーやクラウド会社が医療専門チームを厚くすれば、価格でも人材でも競り負けやすい。医療業界のIT予算が縮めば案件そのものが減り、ナスダックの上場維持基準を回復できるかという問題も並行して残る。
A種優先株に付いた強い議決権により、その保有者が全体の約96%の票を握り、ナスダックの規則上も支配されている会社に区分される。少数株主の声が届きにくい形のまま、技術者の採用と自社ツールの拡充を進めている。
医療機関や製薬会社が電子カルテとクラウドへの投資を続けるかどうかと、案件をこなす技術者を集められるかで受注の量が決まる。クラウド基盤の一部は外部のデータセンターに載り、関連会社SecureKloudからの役務提供も前提に入っている。
この会社をどう読むか
Healthcare Triangleは、客の顔ぶれを見ればふつうのITベンダーとは仕事の中身が違うとわかる。病院と医療保険会社、製薬とバイオテック、医療機器メーカーという、規制と個人情報に縛られた相手ばかりだ。
自社のクラウド基盤CloudEzとデータ基盤DataEzを軸に、電子カルテの導入から24時間の保守までを通しで請け負う。ただし議決権は約96%が1つの優先株に集まっており、事業の話とは別に、少数株主の立場の弱さが付いて回る。
バランスシート (要約)
資産 $23M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10M(44%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$8M
- 他の流動資産$6M
- 固定資産$10M
- 流動負債$13M
- 長期借入金$11M
- 短期借入金$11M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $14M
- 売上成長率
- 18.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −70.5%
- 純利益率
- −68.2%
- ROE
- −95.3%
- ROIC
- −24.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$17M
- フリーCF
- −$17M
- 営業CFマージン
- −118.9%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
HCTI の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…