HDSN
Hudson Technologies1991年設立で、自社開発の高速再生設備と、回収から現場洗浄までの一貫体制を持つ。カリフォルニア州の再生冷媒使用義務に合わせ、AprilAireやLennoxへ再生品を供給する契約も結んでいる。
商業用空調や産業用冷凍機の客に新品と再生品の冷媒を売り、使用済み冷媒の回収と再生を請け負う。現場でシステム内部の汚れを取り除くRefrigerantSideサービスも手がけ、米国有数の再生業者と自負している。
規制が緩めば再生品の価格の力はしぼむ。低GWP機器への切替を促すTechnology Transition規則は、米環境保護庁で見直しの途中にある。最終版は2026年第3四半期の見込みで、前提そのものが固まっていない。冷媒相場自体の年ごとの振れも大きい。
制度の行方を見ながら在庫と再生設備への投資の配分を決めており、規制対応そのものが本業の一部になっている。長期の供給契約を積み上げて需要側を固める。
米国のAIM法は新品HFCの供給量を2024年から2029年にかけて累計4割減らすが、再生には枠が適用されないと明記されている。この非対称が続くことが、再生品の値付けの力を支えている。
この会社をどう読むか
エアコンの中を回っているガスは、使い終わっても捨てるとは限らない。Hudson Technologiesは客先からそれを回収し、汚れを取って新品同等の純度に戻し、また売る。1991年に設立され、米国有数の冷媒再生業者と自ら位置づけている。
この地味な循環に値段をつけているのが、米国のAIM法だ。新たに作るHFC冷媒の量は2024年から2029年で累計4割減らされる一方、再生にはこの枠がかからないと明記されている。国が新品の蛇口だけを絞るので、再生品の相対的な価値が上がる。ただし関連規則は今も見直しの途中にあり、稼ぎの土台はワシントンの決着待ちでもある。
バランスシート (要約)
資産 $319M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $243M(76%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$39M
- 他の流動資産$171M
- 固定資産$108M
- 流動負債$65M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $247M
- 売上成長率
- 4.0%
- 粗利率
- 25.2%
- 営業利益率
- 7.5%
- 純利益率
- 6.8%
- ROE
- 6.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$3M
- フリーCF
- −$8M
- 営業CFマージン
- −1.3%
- 現金ランウェイ
- 約5年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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