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Inogenボンベの配送に縛られず、電源とバッテリーだけで一日中酸素を得られる携帯機に長年絞ってきた実績がある。Yuwellとの提携では米国で相手の製品を売り、アジア太平洋では相手が自社の携帯機を売るという、互いの空白を埋め合う形を取った。
慢性の肺の病で在宅酸素が要る患者向けに、携帯型の酸素濃縮器を自社で開発・製造し、患者への直販と医療業者への貸し出しの両方で売る。2025年1月に中国のYuwellと組み、自社にはなかった据え置き型の濃縮器とCPAP用マスクを仕入れて米国で売る道も加えた。
携帯型の酸素濃縮器という一分野に長く寄りかかってきたため、競合が増えて値崩れすると収益がすぐ細る。仕入れた他社製品は自社製ほどの利幅を取りにくく、提携先の生産事情にも振り回されやすい。
自社製品の改良と、提携で手に入れた商材の立ち上げに資金を分けている。米国の品ぞろえを他社製で埋めながら、同じ相手を足がかりにアジアへ出るという二方向の構えだ。
保険を通じた貸し出しの支払いが維持されるかで、業者経由の需要が大きく振れる。新しく仕入れた他社製品のほうは、医師と患者の信頼がこれから育つかどうかにかかっている。
この会社をどう読むか
在宅で酸素を吸う患者にとって、重いボンベの配送を待つ生活は行動範囲をそのまま狭める。Inogenは周囲の空気から酸素を濃縮する携帯機で、その制約を外してきた会社だ。
ただし2025年1月、この専業メーカーは中国のYuwellと手を組み、自社では作っていなかった据え置き型の濃縮器やCPAPマスクを仕入れて米国で売り始めた。代わりにYuwellはアジア太平洋で自社の携帯機を売る側に回っており、自前主義から一歩出たこの関係が根づくかが次の焦点になる。
バランスシート (要約)
資産 $299M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $192M(64%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約8年分
- 現金・現金同等物$104M
- 他の流動資産$95M
- 固定資産$100M
- 流動負債$64M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $349M
- 売上成長率
- 3.9%
- 粗利率
- 44.2%
- 営業利益率
- −8.7%
- 純利益率
- −6.5%
- ROE
- −11.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$11M
- フリーCF
- −$14M
- 営業CFマージン
- −3.2%
- 現金ランウェイ
- 約8年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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