IZEA
IZEA Worldwide発信者マーケティングという業態自体を2006年に作った側という履歴を持つ。ただし現在の主戦場はソフトウェアの提供ではなく、人手を介した受託サービスに移っている。
収入のほとんどを占めるのはAgency Servicesと呼ぶ代理店業務で、発信者の起用戦略から実行、効果測定までを請け負う。自社開発のプラットフォームは単体で売る商品ではなく、その受注をさばく受託事業者の技術として使われている。
不況期には契約が細り、案件単価も下がりやすい。SNS側のアルゴリズム変更や、ブランドが発信者と直接契約する動きが広がれば、仲介そのものの存在意義が問われる。
自社ソフトを単体で売り込む路線から距離を置き、人手を伴う受託サービスへ会社の重心を移してきた。技術は売り物ではなく、案件を回すための道具として位置づけ直されている。
ブランド企業の宣伝予算と、有力な発信者をどれだけ抱え続けられるかで受注量が決まる。景気が傾けば真っ先に削られるのがマーケティング費で、その波を直接かぶる位置にいる。
この会社をどう読むか
IZEA Worldwide は2006年、PayPerPostというブログ投稿の仲介サービスとして始まった。インフルエンサーマーケティングという言葉がまだ一般的でなかった時期に、この業態そのものを作った側の会社だ。
ところがいまの売上は、その技術ではなく、キャンペーンを丸ごと引き受ける代理店業務がほぼすべてを占める。プラットフォーム企業として出発しながら、実態は人手を売るサービス業に近づいている。
バランスシート (要約)
資産 $57M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $49M(85%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$51M
- 他の流動資産$4M
- 固定資産$2M
- 流動負債$9M
- 長期借入金$9K
- 短期借入金$9K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $31M
- 売上成長率
- −12.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −6.0%
- 純利益率
- 0.1%
- ROE
- 0.1%
- ROIC
- −3.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- $2M
- 営業CFマージン
- 7.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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