JYNT
Joint Corp保険を使わず全額自己負担、予約不要、月会費制という設計で、伝統的な整体院より通院のハードルを下げている。直営店の大量売却によって、不動産や人件費のリスクを負わない本部の形へ寄っていく。
加盟店の売上高から7%のロイヤリティと2%の全国広告費を徴収するのが軸。新規加盟の際は開業一件あたり $39,900 の加盟金も入る。2025年は直営41店を売り、さらに22店の売却契約も結んだ。
加盟店の経営が苦しくなれば、ロイヤリティ収入は自動的に細る。景気後退で家計が保険適用外の月会費を切り詰めれば、真っ先に削られる支出の一つになる。
直営クリニックの売却を通じて、事業構造そのものを組み替えている段階。経営陣の判断はほぼ、純粋なフランチャイザーへの移行という一点に集約されている。
加盟店オーナーが新規出店を続け、会員が月会費を払い続けるかに尽きる。業界平均より約51%安い施術価格で集客する分、値上げによる収益改善の余地は限られる。
この会社をどう読むか
Joint Corpは、予約もいらず保険も使わない月会費制の整体クリニックを、加盟店ネットワークで43州960店まで広げてきた。ただし2025年は中身が大きく変わった年で、直営41店を売却し、さらに22店の売却契約も結んだ。自ら店を運営する立場から、加盟店のロイヤリティを受け取る本部へ移った。
加盟店の売上から取る7%のロイヤリティと2%の広告費が収入の中心で、家賃や人件費は加盟店オーナー側が負う。業界平均より5割ほど安い施術価格で会員を集めており、値上げによる改善は望みにくい。成長は加盟店の出店ペースだけで測ることになる。
バランスシート (要約)
資産 $61M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $15M(25%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$24M
- 他の流動資産$28M
- 固定資産$9M
- 流動負債$33M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $55M
- 売上成長率
- 5.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −1.7%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- $335K
- 営業CFマージン
- 3.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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