LITS
Lite Strategy, Inc.薬を作って売るのではなく、特定の暗号資産を長期で持ち続けることを事業目的に据え替えた点が、普通の製薬会社と根本的に違う。会社の値段が、治験結果よりライトコインの相場に直結する。
もとは血液がん向けの新薬候補の臨床開発を手がけていたが、この開発は打ち切られた。かわりに、大型の増資で集めた現金を元手に、ライトコインという暗号資産を買い集めて保有する戦略に事業の中心を移した。並行してライトコインの採掘にも乗り出そうとしている。株価は薬の開発進捗ではなく、保有するライトコインの評価額でほぼ決まる。
ライトコインの価格が下がれば、保有資産の評価額がそのまま目減りする。追加の資金調達が難しくなれば買い増しが止まる。もとの新薬候補の開発はすでにほぼ止まっており、失敗しても事業の支えにはならない。
配当は出さず、増資で集めた資金の大半をライトコインの買い増しと運用体制の整備に回す方針。新薬候補の研究は最小限の水準にとどめ、暗号資産の保有戦略を経営の軸に据えている。
ライトコインの市場価格と、増資で買い増す資金をどれだけ確保できるかに、業績がそのまま連動する。資産の管理を委ねている外部の運用会社との契約が続くかどうかも前提になる。
この会社をどう読むか
Lite Strategy, Inc.は、社名だけを見ると投資戦略の会社のようだが、もとは血液がんの新薬候補を開発していた小さなバイオ企業だった。
その新薬開発をほぼ止め、大型の増資で集めた資金をライトコインという暗号資産の買い増しに注ぎ込む方針へと作り替えられた。今の株価は治験の進み具合ではなく、保有するライトコインの評価額にほぼ連動する。もとの創薬事業はすでに支えにならず、暗号資産そのものを株の形にした金庫として読む銘柄だ。
バランスシート (要約)
資産 $18M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $17M(93%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$18M
- 他の流動資産$274K
- 流動負債$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- −100.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −94.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$21M
- フリーCF
- −$21M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
LITS の掲示板
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