
LMB
Limbach Holdings新築の受注量を追わず、繰り返し発生する保守収益の比率を意図的に上げてきた。2025年はゼネコン経由の売上が$161.1Mへ減った一方、その粗利率は21.1%から24.5%へ上がっている。
建物オーナーと直接結ぶ保守・改修・緊急対応と、ゼネコン経由で請ける新築工事の2部門で回している。2025年は直接契約の売上が前年比40.6%伸び、全社売上の75.1%を占めた。
ゼネコン経由の新築請負は見積りを外すとそのまま赤字になる。技術者の不足は人件費を押し上げ、資材の値上がりも採算を削る。
2025年は3社を買って直接契約の事業を広げ、採算の合わない新築案件は選んで断る運営に切り替えた。売上は過去最高の$646.8M、1株利益は前年比25.7%増の$3.23に伸びた。
病院やデータセンターの運営者が設備の更新にいくら出すかで仕事量が決まる。空調と配管を扱える技術者を確保できるかどうかが、受注の上限を決めている。
この会社をどう読むか
Limbach Holdingsの顧客は、病院やデータセンターのように止めることのできない建物を持つ人たちだ。その空調・電気・配管を、設計から取り付け、保守まで一貫して引き受ける。
変わったのは事業の中身ではなく、2つの部門の比率だ。見積りを外せば赤字になる新築請負に対し、オーナーと直接結ぶ保守は利幅が厚く繰り返し発生し、その比率が2025年に75.1%まで上がった。
バランスシート (要約)
資産 $381M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $196M(51%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$11M
- 他の流動資産$184M
- 固定資産$186M
- 流動負債$135M
- 長期借入金$31M
- 短期借入金$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $647M
- 売上成長率
- 24.7%
- 粗利率
- 26.2%
- 営業利益率
- 7.6%
- 純利益率
- 6.0%
- ROE
- 20.0%
- ROIC
- 16.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $46M
- フリーCF
- $42M
- 営業CFマージン
- 7.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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