
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
全米に知られた百貨店ブランドと、一等地の店舗・不動産を持つ点が強み。傘下の高級百貨店と化粧品専門店は富裕層の支持が厚く、相対的に好調を保つ。広く知られたブランドと不動産という資産を生かし、店舗網を絞り込んで利益の出る形に作り直そうとする、転換途上の老舗の立ち位置にいる。
百貨店での衣料品や化粧品、雑貨、家庭用品の販売が収益の柱。看板の百貨店に加え、高級百貨店と化粧品の専門店も傘下に持つ。店舗とネット通販の両方で売る。これに、提携クレジットカードからの収入が加わる。採算の悪い店舗を閉め、有望な店舗と高級業態に投資を集める立て直しを進めながら、小売の売上で稼ぐ構造になっている。
ネット通販や専門店、ディスカウント店に客を奪われる構造的な逆風が続く。景気後退で衣料品など裁量的な支出が絞られると、売上が落ち込む。店舗の閉鎖には費用がかかり、立て直しが進まなければじり貧になる。百貨店という業態自体の長期的な衰えが、最大の重しになりうる。
配当を出しつつ、採算の悪い店舗の閉鎖と、有望店・高級業態への集中投資、ネット通販との融合に力を入れる立て直し志向の経営。百貨店の逆風を正面から受けつつ、店舗網を絞り込み、強いブランドと不動産を生かして利益の出る規模へ作り直す方針が特徴になっている。
衣料品など百貨店商材の需要と、店舗の集客、立て直しの進み具合に依存する。消費者が百貨店で買い物をするか、ネット通販と店舗をうまく組み合わせられるか、採算の悪い店舗の整理と有望店への投資が実を結ぶか、そして高級業態が好調を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $16.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.9B(30%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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