MNRO
Monro単一ブランドで全国に広げる競合と違い、8つの看板を地域ごとに使い分け、買収した店を拠点店中心の在庫網へ組み込む統合の手際が問われる。店は路面の独立店舗が基本で、整備場の多くには地上設置型の電動リフトを据えている。
看板ブランドのMonroをはじめ、ほか7つの店名で全米にタイヤ販売と整備の店を構え、2025年度は約420万台の車を扱った。各店は在庫を多く持つ「拠点店」から半径25マイル以内に配置し、店舗網全体で在庫を融通する仕組みを取る。
145店の閉鎖計画が遅れたり、閉鎖した店の従業員や客が競合へ流れたりすれば、再編の効果が薄まる。景気が冷えて急がない整備が先送りされると、来店の客足がそのまま鈍る。
拡大より採算を優先する方向へ切り替え、2025年5月には145店の閉鎖を取締役会が決めた。買収してきた各ブランドの店を、共通の在庫網と運営の型にどこまで揃えられるかを重んじる。株主還元は配当で続けている。
車を持ち続ける人がどれだけ整備に足を運ぶかと、タイヤなど部品の仕入れ費用に依存する。2025年5月に取締役会が採算の悪い145店を2026年度第1四半期に閉じる計画を承認しており、この店舗網の再編がどこまで進むかが当面の焦点になる。
この会社をどう読むか
Monro は全米にタイヤ交換や整備の店を1,260店構える中堅チェーンだが、2025年5月に取締役会が動いたのは出店の話ではなかった。採算の悪い145店を閉じる決定である。
看板のMonroを含む8つの店名を地域ごとに使い分ける。各店は在庫を倍持つ拠点店から半径25マイル以内に置き、店舗網全体で在庫を融通する。2025年度に約420万台の車を扱った実績の一方、いま焦点は拡大よりも閉鎖計画をどれだけ計画通り進められるかに移っている。
バランスシート (要約)
資産 $1.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $591M(38%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
- 現金・現金同等物$15M
- 他の流動資産$222M
- 固定資産$1.3B
- 流動負債$518M
- 長期借入金$60M
- 短期借入金$37M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.2B
- 売上成長率
- −3.2%
- 粗利率
- 35.0%
- 営業利益率
- 1.7%
- 純利益率
- 0.2%
- ROE
- 0.4%
- ROIC
- 2.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $70M
- フリーCF
- $39M
- 営業CFマージン
- 6.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $35M
- 配当性向
- 1608.6%
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