MPTI
M-tron Industries1965年から積み上げた品質認証と、米国の輸出管理の登録を持つ国内の生産体制が、防衛や宇宙分野の顧客に選ばれる理由になっている。汎用の部品を量産する会社とは違い、少量でも高い精度が求められる案件に特化している。
水晶などの結晶を使い、電子機器が正確な周波数や時刻を刻むための部品を、米国のフロリダとサウスダコタ、インドの3つの工場で作って売っている。防衛や宇宙、航空といった、故障が許されない用途向けの受注が中心だ。
防衛や宇宙向けの受注は発注のタイミングが読みにくく、四半期ごとの業績が大きく振れやすい。海外の安い同業との価格競争や、少数の大口顧客への偏りも、受注が落ち込んだときの逃げ場を狭くする。
自社の技術者が顧客の設計段階から入り込み、量産よりも個別対応を重ねて関係を築くやり方を続けている。買収や提携も使いながら、既存の周波数関連の技術を軸に取り扱う製品の幅を広げる方針を取る。
防衛や宇宙の予算がどこへ向かうか、そして新しく設計される機器に自社の部品が採り入れられ続けるかで、受注の量が決まる。品質認証と輸出管理の登録を切らさず、小ロットの注文を納期通りに返せることも、顧客に選ばれ続ける条件になる。
この会社をどう読むか
M-tron Industries は、1965年の創業からずっと、電子機器の中核で正確な周波数や時刻を刻む小さな部品を作り続けてきた会社だ。今も米国のフロリダとサウスダコタ、インドの3つの工場で、その部品を作っている。
顧客の中心は防衛や宇宙、航空といった、故障が許されない分野だ。米国の輸出管理の登録や複数の品質認証を維持しながら、大量生産ではなく顧客ごとの設計に寄り添う小回りの利き方で、受注を積み重ねている。
バランスシート (要約)
資産 $68M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $63M(92%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$21M
- 他の流動資産$40M
- 固定資産$7M
- 流動負債$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $54M
- 売上成長率
- 11.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 18.9%
- 純利益率
- 15.5%
- ROE
- 13.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $11M
- フリーCF
- $8M
- 営業CFマージン
- 19.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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