
景気敏感な事業で、配当も出す会社
完成間近の家をすぐ渡せる速さが最大の強みで、賃貸からの住み替え客を逃さない。設計を絞った標準化で建築コストと工期を抑え、手頃な価格帯でも利益を残す。省エネ仕様を全戸標準にして光熱費の安さで競合と差をつける、初めての買い手に特化した量産型ビルダーの立ち位置にいる。
戸建て住宅の建設・販売が収益の柱。テキサス州やアリゾナ州など人口が流入する南部の州で、初めて家を買う層向けの手頃な価格帯に集中する。注文を受けてから建てるのではなく、先に建てて完成間近の家を売る方式を採り、契約から入居までを数十日に縮めた。土地を仕入れて家を建て、早く売って資金を回す回転で稼ぐ構造になっている。
金利の上昇や雇用の悪化で買い手が引くと、先に建てた完成在庫が値引きの山に変わる。買い手をつなぎ止める金利支援の費用は利益率を直接削る。土地を抱える商売ゆえ、住宅市況の急変は在庫の評価損に直結する。手頃な価格帯は競合も多く、値下げ合戦になりやすい。
配当を払いながら、資金を土地の仕込みと完成在庫の回転に投じる経営。土地は自前で持ちすぎずオプション契約も使って身軽さを保ち、市況の急変に備える。価格帯と地域を絞った集中戦略で、住宅サイクルの波を回転の速さでしのぐ方針が特徴になっている。
住宅ローン金利と、手頃な価格帯の需要、土地の仕入れに依存する。金利が買い手の支払い能力を圧迫しすぎないか、人口流入の続く南部で初めて買う層の需要が保たれるか、金利の引き下げ支援の費用をこなして利益率を守れるか、そして土地を割安に仕込み続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $7.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.2B(68%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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