
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
化学と鍵という畑違いの2社を、自らは作らず持ち分で束ねる。1891年設立という古さも含め、素材の会社としては成り立ちが特殊だ。
自らはほとんど何も作らない。塗料や樹脂を白くする酸化チタンのクロノス・ワールドワイドには非支配の持ち分を持つ。鍵やボート部品を作るCompXは過半を握り、その利益を取り込む。
酸化チタンは景気の波を強く受け、環境規制の緩い中国勢との価格競争にもさらされる。支配権はヴァルヒ、その先のコントランへと連なり、少数株主から意思決定が見えにくい。
事業の采配は傘下2社に任せ、持ち株会社としては資本と支配の器に徹している。議決権の連なりの先にはコントラン、そしてシモンズ家の信託がある。
収入の源は傘下2社の業績で、酸化チタンの市況とCompXの鍵・ボート部品の需要に連動する。原料の鉱石や亜鉛・アルミの値段、関税の変更も効いてくる。
資産 $464M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $359M(77%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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