NTGR
Netgearルーター単体にとどまらず、遠隔管理のクラウド型ネットワークやファイアウォール、SASEと呼ぶ通信の防御まで手がける。月ぎめの契約収入を併せ持つ点も、家庭用機器に特化した同業とは違う。
家庭向けの無線親機やモバイル通信機器を売るコンシューマー事業と、企業向けの有線・無線ネットワークやセキュリティ機器を売るエンタープライズ事業の二つの事業。2025年の第4四半期に、それまで3つだった事業区分をこの2つへ再編した。
家庭向け機器は通信会社が無料で配る端末との価格競争に常に晒され、買い替えは新しい通信規格が出るまで進みにくい。部品の不足や値上がりは薄い利幅を直撃し、法人向けへの重心移動が計画通りに進まなければ成長の軸を失う。
法人向け事業の強化と月ぎめサービスの拡大に資金を重点的に振り向けている。2025年末の事業区分の再編は、成長の軸足を家庭用から法人・サービスへ移す意思の表れだ。
家庭のWi-Fi機器の買い替え需要、企業向けネットワーク機器の販売、そして半導体などの部品調達の状況が業績を押し上げも押し下げもする。
この会社をどう読むか
2025年の第4四半期、Netgearは事業区分をコンシューマーとエンタープライズの2つに整理し直した。家庭用ルーターの会社という世間の印象と、社内で置かれた重心の差が、この線引きに表れている。
家庭用の機器は通信会社が無料で配る端末との競争にさらされ、単価の下押し圧力が強い。法人向けやセキュリティ、月ぎめサービスへどこまで軸足を移せるかに、この会社の先がかかっている。
バランスシート (要約)
資産 $836M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $498M(60%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約11年分
- 現金・現金同等物$210M
- 他の流動資産$463M
- 固定資産$163M
- 流動負債$250M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $700M
- 売上成長率
- 3.8%
- 粗利率
- 38.0%
- 営業利益率
- −4.9%
- 純利益率
- −2.6%
- ROE
- −3.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- −$19M
- 営業CFマージン
- 0.2%
- 現金ランウェイ
- 約11年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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