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Orion Group Holdings専用の作業船が要る海の土木と、陸のコンクリート工事という、設備も人も違う二事業を一社で回している。片方の需要が落ちても、もう片方の受注で埋められる。
港の建設や維持、しゅんせつ、サルベージを扱う海洋部門と、商業開発向けのコンクリート部門の二本立て。2025年末の受注残は海洋が約$480M、コンクリートが約$160Mで、稼ぎの重心は海側にある。
保証会社は案件ごとに引き受けを判断するため、業績が振れた年は保証枠が細り、大型案件に入札できなくなる。メキシコ湾岸から大西洋岸、カリブ海にかけての現場は、悪天候で工期が延びやすい。
保証枠という外からの制約を前提に、取る案件と取らない案件を選り分ける。手元の資金は還元より、赤字案件を出さない見積もり体制と作業船の維持へ向かう。
港湾インフラに公共予算がつくかどうかが海洋部門の入口で、コンクリート部門はテキサスとフロリダの人口増を当てにしている。そのどちらも、大手保証会社が入札・履行・支払いの保証を出すことが前提になる。
この会社をどう読むか
港や航路をつくる海の土木と、商業ビルの下地を打つコンクリート工事。Orion Group Holdings が一社で抱えるのは、設備も人も違うこの二つだ。
受注できる量を決めるのは現場の腕だけではない。官公庁や大口の工事では入札・履行・支払いの保証が要り、保証会社が案件ごとに引き受けを判断するため、業績が振れた年ほど保証枠が細る。
バランスシート (要約)
資産 $415M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $159M(38%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$277M
- 固定資産$136M
- 流動負債$204M
- 長期借入金$6M
- 短期借入金$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $852M
- 売上成長率
- 7.0%
- 粗利率
- 12.4%
- 営業利益率
- 1.7%
- 純利益率
- 0.3%
- ROE
- 1.6%
- ROIC
- 6.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $28M
- フリーCF
- −$11M
- 営業CFマージン
- 3.3%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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