まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
据え置きの変圧器に加えて、回線を引かずにその場で電気を供給する移動式の電源や充電の機器を育てる点が最大の特徴。据え置きの機器だけを作る会社とは、広げ方が違う。電気を変換し配る機器を作る会社の立ち位置にいる。
電力の機器の販売が事業の柱。工場や設備で使う、電圧を変える変圧器や、電気を切り替え守る盤を作って売る。あわせて、トラックに載せて運べる移動式の電源や、電気自動車を素早く充電する機器も手がける。とりわけ、回線を引かずにその場で電気を供給したり、充電したりできる移動式の機器を、新しい柱として育てようとしている。据え置きの機器の安定した販売と、移動式の新しい事業を組み合わせて稼ぐ形になっている。
据え置きの変圧器は競争が激しく、価格を抑える圧力が強い弱点を抱える。設備投資の波で、注文が振れる。移動式の電源や充電の事業は、まだ育てる途上で、広がるかは未知数だ。銅や鋼材の値上がりが利幅を削る。大きな注文に売上が偏れば、年ごとに振れる。部品の調達にも左右される。規模が小さく、需要の谷では赤字に陥りやすい。新しい事業への投資が、利益を圧迫する。
配当を出さず、据え置きの機器の販売と移動式の新しい事業の育成に重きを置く経営。機器の製造と、移動式の電源の開発、材料の費用の管理を進める。電力の機器の供給が、運営の中核になっている。
電力の機器の需要と、移動式の電源の広がり、そして材料の費用に依存する。工場や設備の電力の機器の需要が保たれるか、移動式の電源や充電の機器が広がるか、銅や鋼材など材料の費用を抑えられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $35M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $29M(83%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
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