まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
注射でしか使えなかった大きな薬を、飲み込むだけで腸の壁から届ける独自の仕組みに挑む点が最大の特徴。胃で壊れてしまう従来の飲み薬とは、届け方が違う。注射の薬を飲み薬に変える仕組みの会社の立ち位置にいる。
飲む薬の仕組みの開発が事業の柱。今はまだ薬を売る段階ではなく、これまで注射でしか使えなかった、たんぱく質などの大きな薬を、飲み込むだけで腸の壁から体内へ届けるカプセルの仕組みを開発している。カプセルが腸に届くと、ごく小さな仕掛けが薬を壁にそっと送り込む。注射の負担を、飲み薬の手軽さに置き換えることを狙う。自社の候補のほか、この仕組みを製薬の会社に提供し、提携の収入も得ようとする。承認後を見据えて開発で価値を積む構造になっている。
飲み込むだけで大きな薬を体内へ届ける仕組みは、技術の難しさが極めて高い弱点を抱える。試験でつまずけば、価値の大半が失われる。注射に見合う量を安定して届けられるか、安全かを示すには、長い試験が要る。収益が無く、研究の費用を増資や提携で賄うため、株式の希薄化が続く。提携が打ち切られれば、収入と評価が揺らぐ。製造が難しく、承認まで長い年月がかかる。同じ狙いの競合も現れうる。
配当を出さず、主力の候補の試験と仕組みの磨き込み、提携を進める開発の経営。候補の試験の遂行と、カプセルの仕組みの確立、製薬の会社との提携、資金の管理を進める。注射の薬を飲み薬に変える仕組みの開発が、運営の中核になっている。
主力の候補の試験の結果と、仕組みの確かさ、そして提携や資金に依存する。飲み込むカプセルが、注射に見合う量の薬を安全に届けると示せるか、製薬の会社との提携を得られるか、承認までの資金を保てるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $59M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $33M(56%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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