
REKR
Rekor Systemsカメラを納めて終わりにせず、集めたデータを渋滞の予測や無保険車の割り出しといった判断材料へ変えるところまで引き受ける。道路を動かす仕組みそのものを担う側に回ろうとしている。
機器の設置と、そこから上がるデータを解析し続けるサービスの組み合わせで請求する。用途は交通局向けの渋滞対策、公共安全機関向けの車両識別、国境や貨物の通行管理、道路の交通量調査などに分かれている。
公共予算が締まれば新規の導入は後回しにされ、更新も遅れる。赤字が続く間は運転資金を市場からの調達に頼るため、株価が下がるほど条件は苦しくなる。
買い集めてきた子会社を機能ごとに分けて動かしており、車両の識別、渋滞の予測、交通量の調査がそれぞれの持ち場になる。映像データの真正性を確かめる技術は別会社へ切り出し、外販の道を探っている。
財布の紐を握るのは州や自治体の予算で、契約の更新時期がそのまま売上の節目になる。道路上のデータを扱う以上、住民のプライバシーへの配慮という制約も常に付いて回る。
この会社をどう読むか
Rekor Systemsの請求書を受け取るのは、ほとんどが州の交通局や公共安全の機関だ。道路脇に置いた機器が通る車を読み取り、渋滞の把握や事故の早期発見、無保険車の割り出しに使える形へ整えて渡す、というのが商いの中身になる。
2018年以降、渋滞予測や交通量調査を手がける会社を買い集めてきた。道路の情報基盤を丸ごと押さえにいく構えである。買い手が公共機関である以上、伸びの速さは技術の出来より予算編成のカレンダーに縛られる。
バランスシート (要約)
資産 $85M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $43M(50%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$17M
- 他の流動資産$14M
- 固定資産$55M
- 流動負債$29M
- 長期借入金$15M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $48M
- 売上成長率
- 5.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −59.6%
- 純利益率
- −64.9%
- ROE
- −73.4%
- ROIC
- −39.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$20M
- フリーCF
- −$23M
- 営業CFマージン
- −42.0%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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