配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
がん治療の副作用、アルツハイマー病、湿疹、ぜんそく、肥満と、幅広い分野の薬の種を同時に抱える点が最大の特徴。一つの薬に賭ける会社とは違い、複数の種のどれかが実を結べばよいという育て方をしている。
薬の種を育てて外部に託すのが狙いの柱。大学や研究機関から治療法の使用権を借り受け、動物実験などの初期の研究を進める。がんの薬の副作用を抑える塗り薬や、アレルギーの原因となる細胞の働きを抑える薬、アルツハイマー病や肥満向けの薬の候補を同時に抱える。いまはまだ製品を売って稼ぐ段階になく、研究を前に進めて価値を高め、いずれ大手の製薬会社に託すことを見込む。
売上がなく、研究資金が尽きれば立ち行かなくなる弱点を抱える。狙った薬の候補が試験で効果を示せなければ、その種は失われる。複数の薬の種を同時に抱えるため、資金と人手が分散しやすい。同じ分野を狙う大手の製薬会社との競争も厳しく、規模の小さいこの会社には不利に働きやすい。
配当を出さず、複数の薬の種を並行して研究段階から先へ進めることに重きを置く経営。大学や研究機関との提携を広げ、初期の研究の成果を積み上げる。薬の種を絶やさず育て続けることが、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、研究資金の確保に依存する。大学など研究相手との契約を保ち続けられるか、狙った治療法が動物や人での試験で効果を示すか、次の研究を続けるための資金を株式の発行などで調達できるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $8M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(81%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…