
RMTI
Rockwell Medical地味な消耗品に絞りながら、全米上位5社すべてに入り込んだ供給網の広さを持つ。2025年には使い切りの重炭酸カートリッジを認可のもとで投入し、粉末と液体に次ぐ三つ目の形を揃えた。
米国では49万人ほどが透析を受けており、患者は週3回、1回あたり約3ガロンの濃縮液を使う。同社はその濃縮液や粉末製品を自社工場で作り、自社便と外部業者で施設へ届ける。全米上位5社すべてと取引があり、繰り返しの供給契約が土台になっている。
濃縮液は単価が安く利幅も薄いため、原料や輸送の費用が上がると利益をすぐ削られる。大口1社が抜ければ穴は大きく、2025年に閉じたサウスカロライナ工場のぶん、供給網の余力も細っている。
工場の統廃合で製造費を削り、その分を大口契約の維持と新しい形の製品投入に回す。派手な拡大より、切らさず届ける体制の維持を優先する。
透析を受ける患者数の推移、大口顧客との契約更新、そして原料と輸送費の動きに依存する。2025年12月には DaVita との供給契約を2026年末まで延長し、延長分の価格も引き上げた。
この会社をどう読むか
米国では49万人ほどが人工透析を受け、一人が週3回、1回あたり約3ガロンの濃縮液を使う。Rockwell Medical はその濃縮液を作って全米294の取引先へ届けており、供給が止まれば治療そのものが止まる。
需要は景気にほとんど左右されないが、単価が安く利幅は薄い。2025年にサウスカロライナの工場を閉じて製造を集約したのもそのためで、費用の抑え込みと大口契約の維持が損益を決めている。
バランスシート (要約)
資産 $57M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $37M(65%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約9年分
- 現金・現金同等物$11M
- 他の流動資産$27M
- 固定資産$19M
- 流動負債$10M
- 長期借入金$9M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $69M
- 売上成長率
- −31.8%
- 粗利率
- 16.9%
- 営業利益率
- −6.8%
- 純利益率
- −7.7%
- ROE
- −14.4%
- ROIC
- −8.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$659K
- フリーCF
- −$1M
- 営業CFマージン
- −1.0%
- 現金ランウェイ
- 約9年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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