
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
有望な薬の候補を見いだして買い取り、専門の子会社で機動的に開発する独特の仕組みが強み。一つの薬に縛られず、有望なものを次々と取り込んでリスクを分散できる。薬を育てて高く売る目利きと、大手との取引のネットワークを持つ立ち位置にいる。
大学や他社が見いだした有望な新薬の候補を買い取り、それぞれに専門の子会社を作って開発を進めるのが事業の柱。開発が成功した薬を販売したり、子会社や権利を大手製薬会社へ売却したりして稼ぐ。薬を育てて価値を高め、それを収益に変える、投資と創薬を組み合わせた構造になっている。
開発中の薬が臨床試験で失敗すると、その子会社の価値が大きく崩れる。複数の薬を抱えてリスクを分散しているが、主力候補のつまずきは響く。販売前で収益が乏しい段階では、開発資金が尽きると増資で株式の価値が薄まる。競合の登場も、リスクになる。
配当を出さず、資金を有望な新薬候補の取得と、子会社での開発に振り向ける投資家的な経営。一つの薬に賭けず、複数の候補を育てて成功確率を高めつつ、価値が高まった薬や子会社を売却して資金を回収し、再投資する方針が特徴になっている。
開発中の新薬の成否と、薬を高く売る機会に依存する。買い取った薬の候補が臨床試験で効果を示せるか、それを承認まで導けるか、そして良い条件で販売や売却ができるかが、企業の価値を左右する大きな前提になる。開発資金を確保できるかも重要だ。
資産 $5.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.5B(79%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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