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Retractable Technologies1mL品は薬液の残りが少ない設計で、瓶から余分に一回分取れることがあり、製薬会社の基準を満たす。安全機構と低残量の両立が、値段の高さを説明する材料になっている。
VanishPointなど針が自動で引っ込む注射器と、EasyPointの針が売上のほぼ全て。2025年は注射器が65.1%、EasyPointが31.2%を占めた。
2026年3月時点で、中国から輸入する注射器と針には120%の関税がかかる。テキサス工場への切り替えが間に合わなければ原価をかぶる。BDやEmbectaという桁違いに大きい競合とも価格で正面から当たる。
特許は会社と創業者兼CEOのThomas J. Shawが共同で持ち、Shawは売上の5%を実施料として受け取る。国防総省とBARDAの資金で$81Mの工場拡張を行い、2030年まで緊急時に政府を優先する取り決めを負う。
病院の買い方が独特で、購入を決めるのは使う医療者ではなく共同購買組織と購買担当だ。この組織と大手メーカーの契約が、新規参入を阻む壁として立ちはだかる。
この会社をどう読むか
注射のあと針が自動で筒に引っ込む。この一つの機構だけを1994年から磨いてきたのがRetractable Technologiesで、テキサス州リトルエルムの自社工場と中国の委託先で作ってきた。
いま経営を圧しているのは関税だ。2026年3月時点で中国から入る注射器と針には120%がかかり、国防総省とBARDAの資金で広げたテキサス工場へ生産を移す作業を急いでいる。安全機構の分だけ値の張る製品が、原価の側からも追い込まれている。
バランスシート (要約)
資産 $143M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $74M(52%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$60M
- 固定資産$80M
- 流動負債$10M
- 長期借入金$896K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $38M
- 売上成長率
- 15.8%
- 粗利率
- 0.1%
- 営業利益率
- −55.3%
- 純利益率
- −32.8%
- ROE
- −16.9%
- ROIC
- −22.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$7M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −18.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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