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Standard Motor Products新車に組み込む部品ではなく、走っている車を整備で直す交換部品に的を絞ってきた。2024年の買収で、欧州の温度管理という新しい持ち場がそこに加わった。
走行中の車の点火や電装まわり、エアコンなど温度管理まわりの部品を、整備の現場で取り替える交換部品として部品店や量販店、整備業者に供給して稼ぐ。2024年11月に買収した欧州の温度管理部品メーカーNissens Automotiveが、四つ目の稼ぎ口として加わった。
電動車が広がれば点火まわりの部品の需要は長い目で細り、原料や物流の費用が薄い利幅を圧迫する。買収したばかりの欧州事業の統合が計画通りに進まなければ、その負担がそのまま利益を押し下げる。
交換部品の品ぞろえと取引先の網を守りつつ、買収したNissens Automotiveの統合に人と資金を割いている。電動化で細る品目と伸びる品目を入れ替えながら、還元の水準は落とさずに保ってきた。
走っている車の台数と古さ、整備の現場でどれだけ自社の部品を選んでもらえるかに業績がかかる。買収したNissens Automotiveを欧州の稼ぎ手として立ち上げられるかが、当面の重石になる。
この会社をどう読むか
Standard Motor Productsは、新車ではなく走っている車を直す交換部品を長く手がけてきた老舗だ。2024年11月に欧州の温度管理部品メーカーNissens Automotiveを買収し、四つ目の事業区分を得た。
点火や電装まわりの部品で築いてきた地力に、欧州のエアコンや冷却まわりの技術が重なったことで、電動化が進んでも失われにくい温度管理という持ち場が広がった。ただし買収したばかりの欧州事業を軌道に乗せられるかどうかは、まだこれからの話だ。
バランスシート (要約)
資産 $2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $684M(34%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$72M
- 他の流動資産$978M
- 固定資産$945M
- 流動負債$493M
- 長期借入金$567M
- 短期借入金$52M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.8B
- 売上成長率
- 22.4%
- 粗利率
- 31.2%
- 営業利益率
- 7.6%
- 純利益率
- 2.3%
- ROE
- 6.0%
- ROIC
- 8.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $57M
- フリーCF
- $19M
- 営業CFマージン
- 3.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $27M
- 配当性向
- 66.0%
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