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TransAct Technologies食品衛生の記録のように、規則で様式が決まる現場向けの機器に的を絞ってきた。競合が少ない代わりに、市場そのものが大きくならないという裏返しがある。
2025年の売上は半分強がカジノ・ゲーミング業界向けで、次に大きいのが食品衛生管理(FST)向けの端末とソフトだ。本体の販売だけでなく、交換部品や消耗品、保守・修理の代金も同じ売上に含まれる。
顧客が在庫を積み上げた後は発注が止まる。実際に2023年末から2024年にかけてカジノ向けの需要が鈍り、業績に響いた。外部委託に頼る構造では、関税による調達コストの上昇からも逃げ場が少ない。
新しい市場を広げるより、既にいる現場を深く押さえる方に手が伸びる。衛生管理ソフトの中身を自社に取り込むなど、外部依存を減らす動きも並行している。
カジノ業界の設備投資の波がそのまま受注に出る。製造と組み立てはタイの委託先にほぼ全量を預けており、関税や供給の乱れが原価に直結する。
この会社をどう読むか
TransAct Technologies が何を売る会社かは、売上の内訳を見るのが早い。半分強はカジノ・ゲーミング業界向けのプリンタと端末で、次に大きいのが飲食の現場で衛生記録を扱う機器とソフトだ。
どちらも汎用品では代えがきかない代わりに、市場の大きさは業界の設備投資の周期に縛られる。製造はタイの委託先に集中しており、機器の中身より外の事情で採算が動きやすい。
バランスシート (要約)
資産 $45M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $31M(70%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$20M
- 他の流動資産$18M
- 固定資産$6M
- 流動負債$13M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $51M
- 売上成長率
- 18.7%
- 粗利率
- 48.6%
- 営業利益率
- −2.7%
- 純利益率
- −2.4%
- ROE
- −4.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $8M
- フリーCF
- $8M
- 営業CFマージン
- 14.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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