TITN
Titan Machinery自ら機械を作らず、大手メーカーの看板を掲げた販売店を買い集める側に徹してきた。2003年以降だけで60件を超える買収を重ね、米国15州と欧州4か国、豪州3州にまで店を広げている。
新車と中古の機械の販売が売上の73%を占め、残りを部品と整備、レンタルが分け合う。売った後に続く部品と修理の商いは景気の波を受けにくく、機械販売の振れを和らげる役目を持つ。
穀物価格が下がって農家が買い替えを控えると、高額な機械の在庫を抱えたまま値引きを迫られる。売上の7割超が景気に振れる機械販売のため、部品と整備の安定収入では埋めきれない年もある。
機械の在庫の重さを管理しながら、部品と整備の収益力を厚くし、買収で店舗網を伸ばす動きを並行させている。稼ぎは在庫と店舗網へ戻し、地域と事業の幅で景気の波を均す方針を通してきた。
農産物の相場と農家の設備投資、そして建設現場の忙しさの両方に引っ張られる。店を構える米国中西部・欧州・豪州はいずれも農業と建設が主産業で、地域の景気がそのまま数字に出る。
この会社をどう読むか
Titan Machinery の店先に並ぶのは、自社ブランドの機械ではない。1980年の創業以来 CNH をはじめ大手メーカーの正規販売店として商いを続け、2003年以降だけで60件を超える販売店を買い取って網を広げてきた。
客は米国中西部の穀倉地帯の農家から、欧州や豪州の農家・建設業者まで広がる。売上の73%を機械そのものの販売が占めるため、穀物相場や建設の景気が沈むと在庫と値引きが利益を削る。それを部品と整備の手堅い稼ぎがどこまで支えられるかが分かれ目になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $579M(36%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$28M
- 他の流動資産$1.1B
- 固定資産$527M
- 流動負債$772M
- 長期借入金$159M
- 短期借入金$21M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.4B
- 売上成長率
- −10.2%
- 粗利率
- 15.8%
- 営業利益率
- −0.3%
- 純利益率
- −2.2%
- ROE
- −9.4%
- ROIC
- −0.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $137M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 5.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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