VIAV
Viavi Solutions通信網の試験計測という専門分野で確かな地位を持ち、加えて他社がまねしにくい特殊な光学部品の技術を併せ持つ点が強み。通信の高速化のたびに試験装置の需要が生まれ、光学部品は偽造防止やカメラなど用途が広い。二つの専門技術で収益源を分散させ、通信投資の波を和らげられる立ち位置にいる。
通信ネットワークが正しく速く動いているかを試験・計測する装置・ソフトと、光を選別したり偽造を防いだりする特殊な光学部品の販売が収益の柱。通信会社や機器メーカーが、ネットワークの構築や保守に試験装置を使う。光学部品は、スマホのカメラや紙幣の偽造防止などに使われる。試験計測と光学技術の二つの事業で稼ぐ構造になっている。
通信会社が設備投資を絞ると、試験計測装置の需要が落ち込む。通信投資は周期があり、投資の谷の時期は業績が鈍る。光学部品は特定の製品向けの需要に左右され、その製品の販売が落ちると連動して細る。競合との価格競争や、技術の世代交代も、収益の重しになりうる。設備投資の循環に業績が振られる。
配当を出さず、利益を試験計測と光学技術の開発、新しい通信規格への対応に振り向ける経営。通信投資の波で振れる試験計測を、独自の光学部品で和らげながら、通信網の高速化という需要を取り込み、二つの専門技術を磨いて稼ぐ力を保つ方針が特徴になっている。
通信会社の設備投資と、通信規格の進化、光学部品の需要に依存する。通信網の高速化や更新で試験装置の需要が増えるか、新しい通信規格の導入が進むか、光学部品が採用される製品が売れるか、そして技術で他社に差をつけられるかが、業績を左右する大きな前提になる。通信投資の波が収益を左右する。
バランスシート (要約)
資産 $2.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(54%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$648M
- 他の流動資産$609M
- 固定資産$1.4B
- 流動負債$681M
- 短期借入金$245M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.5B
- 売上成長率
- 40.0%
- 粗利率
- 57.7%
- 営業利益率
- 6.9%
- 純利益率
- −2.0%
- ROE
- −2.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $114M
- フリーCF
- $83M
- 営業CFマージン
- 7.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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