WGO
Winnebago Industries一つのブランドを磨き込む同業に対し、用途と乗り物の種類でブランドを使い分け、陸のRVから水上のボートまで商品を広げてきた。据え置き電池への展開も、車両の需要サイクルだけに寄りかからないための布石になる。
牽引式と自走式のキャンピングカー、そしてボートを、用途の違う五つのブランドで作り分け、独立系の販売店を通じて個人客に届ける。あわせてRVやボート、低速車向けの据え置き電池も手がけ、車両以外の収入源にしている。
RVや船は生活必需品ではないため、景気減速局面で購入が真っ先に先送りされる。金利が上がるとローン購入者が減り、販売店の在庫が積み上がれば値引きや減産を迫られる。複数ブランド体制は、統合や品質の足並みをそろえる手間も伴う。
景気の波に合わせて生産量と販売店の在庫を絞ったり戻したりしながら、買収したブランドの統合を進める。車両サイクルに左右されにくい電池事業を育てつつ、配当も続けている。
消費者の余暇支出とローン金利、そして販売店が抱える在庫の消化ペースに業績が連動する。会計年度は8月末締めで、季節ごとの購買サイクルも業績の波を作る。
この会社をどう読むか
Winnebago Industriesという社名から、キャンピングカーの単一ブランドを作る会社だと思うと実像とずれる。いまはGrand DesignやNewmar、ボートのChris-CraftやBarlettaまで買収で抱え、陸から水上まで品ぞろえを広げている。
余暇のための高額商品だけに、景気減速や金利上昇の影響を真っ先に受ける業種だ。そのため車両や船の外側に、据え置き電池という需要サイクルの違う事業を育てている最中にある。
バランスシート (要約)
資産 $2.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(57%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$174M
- 他の流動資産$618M
- 固定資産$1.4B
- 流動負債$327M
- 長期借入金$541M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.8B
- 売上成長率
- −5.9%
- 粗利率
- 13.0%
- 営業利益率
- 2.0%
- 純利益率
- 0.9%
- ROE
- 2.1%
- ROIC
- 2.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $129M
- フリーCF
- $90M
- 営業CFマージン
- 4.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $39M
- 配当性向
- 151.4%
WGO の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…