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Novartis の裏にいる会社を辿る

NovartisNVS$304.1B— スイスの大手製薬会社。裏には 19 社の記録があり、その仕入れ先のさらに裏に 10 社。合計 29 社の上場企業がいました。下は、編集部の記録をそのまま 2 段まで辿った結果です。

金額(時価総額)は2026年9月5日時点。線の点検は2026年8月16日2026年8月26日(この会社の記録は2026年8月22日に点検)

この画面で辿り直す →記録を全部読む →

代表の 1 本 — Novartis → Alnylam Pharmaceuticals → Tenaya Therapeutics

いちばん奥まで辿れる線のうち、辿り着いた先がいちばん知られていない (時価総額の小さい) ものを 1 本だけ選んでいます。

  1. 起点の会社

    Novartis

    NVS$304.1B

    スイスの大手製薬会社

  2. 中身を作っている会社

    Alnylam Pharmaceuticals

    ALNY$35.8B

    高コレステロール薬レクビオの元になる技術

    Alnylam から導入した inclisiran を Novartis が開発・販売しており、Alnylam は同社を協業相手と明記している

    出典: ALNY 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

  3. その先

    Tenaya Therapeutics

    TNYA$104M

    心血管の標的の独占実施権提携・権利

    2026 年 3 月の共同研究契約で全世界の独占実施権を供与し、前払い $10M を受け取る。以降の開発費は Alnylam 負担

    出典: TNYA 10-K (FY2025) Collaboration Agreements ・ Tenaya Therapeutics 側の記録から逆引き

中身を作っている会社19 社のうち主要 8 社

Novartis の開示か、相手の会社の開示に書かれた仕入れ先・委託先です (どちら側の記録から引いた線かは 1 社ずつ示します)。 残りの 11 社は記録の欄で全部読めます。

  1. 高コレステロール薬レクビオの元になる技術

    Alnylam から導入した inclisiran を Novartis が開発・販売しており、Alnylam は同社を協業相手と明記している

    出典: ALNY 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

    Alnylam Pharmaceuticals の記録を読む →

  2. REGENXBIORGNX$461M

    脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療の基盤技術提携・権利

    ゾルゲンスマとイトビスマは REGENXBIO の NAV 技術の実施許諾を受けた製品で、権利料の支払いが続く

    出典: RGNX 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

    REGENXBIO の記録を読む →

  3. Incyte CorporationINCY$25.4B

    ジャカビとタブレクタの米国外の販売権提携・権利

    Incyte が ruxolitinib と capmatinib の米国外の権利を Novartis に渡しており、自社 10-K で協業相手と書いている

    出典: INCY 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

    Incyte Corporation の記録を読む →

  4. PTC TherapeuticsPTCT$6.1B

    ハンチントン病薬 votoplam の開発権提携・権利

    2024 年 11 月の実施許諾・共同開発契約で Novartis が votoplam の開発を引き継いだ

    出典: PTCT 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

    PTC Therapeutics の記録を読む →

  5. ArvinasARVN$666M

    たんぱく質分解薬の開発権

    Arvinas が 2024 年 4 月に Novartis へ導出した契約があり、同社の 10-K に協業の一覧として載る

    出典: ARVN 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

  6. 分子接着剤型の分解薬 MRT-6160

    Monte Rosa が MRT-6160 と探索プログラムを Novartis と組んで進めていると自社 10-K に書いている

    出典: GLUE 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

  7. 脳へ薬を届けるウイルス殻の技術提携・権利

    Voyager が自社のカプシド技術の提携先・資金の出し手として Novartis を挙げている

    出典: VYGR 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

  8. CodexisCDXS$128M

    医薬の合成に使う酵素提携・権利

    Codexis が CodeEvolver 技術の実施許諾契約を GSK・Merck と並んで Novartis と結んでいると書いている

    出典: CDXS 10-K (FY2025) ・ Novartis の記録

その先10 社のうち主要 8 社

上の会社の、さらに仕入れ先・委託先です。ここで止めます (3 段行くと何とでも繋がって、意味が消えます)。

  1. 主力 3 剤の原薬 (API) 製造

    10-K が AMVUTTRA・ONPATTRO・GIVLAARI の原薬について「現在 Agilent が唯一の製造元」と明記。供給が止まれば売上が直撃を受ける

    辿り着いた道: Alnylam Pharmaceuticals の裏

    出典: ALNY 10-K (FY2025) / Manufacturing ・ Alnylam Pharmaceuticals の記録

  2. Arbutus BiopharmaABUS$1.0B

    ONPATTRO への技術の実施許諾提携・権利

    ONPATTRO(patisiran)の販売は Alnylam との実施許諾契約に依存すると 10-K がリスクの筆頭に挙げる。使用料が数少ない収入源になる

    辿り着いた道: Alnylam Pharmaceuticals の裏

    出典: ABUS 10-K (FY2025) Risks Related to Our Dependence on Third Parties ・ Arbutus Biopharma 側の記録から逆引き

  3. 心血管の標的の独占実施権提携・権利

    2026 年 3 月の共同研究契約で全世界の独占実施権を供与し、前払い $10M を受け取る。以降の開発費は Alnylam 負担

    辿り着いた道: Alnylam Pharmaceuticals の裏

    出典: TNYA 10-K (FY2025) Collaboration Agreements ・ Tenaya Therapeutics 側の記録から逆引き

  4. GSKGSK$99.9B

    NAV 技術の基礎特許の実施許諾提携・権利

    運び手(NAV Technology Platform)の権利をペンシルベニア大学と GSK から独占的に導入しており、この 2 本が事業の土台になっている

    辿り着いた道: REGENXBIO の裏

    出典: RGNX 10-K (FY2025) Item 1 / Platform License Agreements ・ REGENXBIO の記録

    GSK の記録を読む →

  5. MacroGenicsMGNX$278M

    retifanlimab(ZYNYZ)のライセンス提携・権利

    2017年の独占提携で全世界の開発・販売権を得ており、マイルストンとロイヤルティを払う

    辿り着いた道: Incyte Corporation の裏

    出典: INCY 10-K (FY2025) Item 1 / Note 4 Concentration of Credit Risk ・ Incyte Corporation の記録

  6. axatilimab(NIKTIMVO)のライセンス提携・権利

    2021年の全世界独占提携で導入し、2024年にFDA承認を得た製品の権利の元

    辿り着いた道: Incyte Corporation の裏

    出典: INCY 10-K (FY2025) Item 1 / Note 4 Concentration of Credit Risk ・ Incyte Corporation の記録

    Syndax Pharmaceuticals の記録を読む →

  7. AgenusAGEN$371M

    免疫治療の抗体の共同開発提携・権利

    2015 年から抗体基盤を使う共同研究を続け、ロイヤルティとマイルストンを受け取る立場にある

    辿り着いた道: Incyte Corporation の裏

    出典: AGEN 10-K (FY2025) ・ Agenus 側の記録から逆引き

    Agenus の記録を読む →

  8. ClearPoint NeuroCLPT$396M

    遺伝子治療の脳内投与カニューレと受託開発

    2019 年の供給契約に基づく取引で、PTC 1 社で 2025 年のバイオ・薬剤送達売上の約 15% を占めると 10-K が開示している

    辿り着いた道: PTC Therapeutics の裏

    出典: CLPT 10-K (FY2025) Item 1 / Biologics and Drug Delivery ・ ClearPoint Neuro 側の記録から逆引き

    ClearPoint Neuro の記録を読む →

この画面で辿り直す →記録を全部読む →URL を貼って辿る →

金額(時価総額)は2026年9月5日時点、線の点検は2026年8月16日2026年8月26日に行いました。 線はどれも開示の記述から書き起こしたもので、機械が似ている会社どうしを繋いだものではありません。空白を推測では埋めていません。

ここに出るのは編集部の推論で、事実の報告ではありません。会社どうしの関係は変わることがあり、 並んだ会社の株価がその通りに動くとは限りません。 売買の判断は、ご自身で確かめたうえで行ってください。