
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
患者から採ったがんを移し植えた動物の模型を多数そろえた独自の蓄えと、それを使った薬の試験の請負が最大の特徴。製薬会社が人での試験の前に薬を見極める手助けをする。汎用の研究の請負とは異なる、患者由来のがんの模型に特化した小型の研究の会社の立ち位置にいる。
製薬会社のがんの薬の開発を、研究の役務として請け負うのが事業の柱。患者から採ったがんを動物に移し植えて育てた模型を、多数そろえた蓄えを持つ。製薬会社は、開発中のがんの薬を、その模型で試して、人での試験の前に効き目や安全性を見極められる。これに加え、薬の試験のデータを扱うソフトや、独自のがんのデータの蓄えも提供する。これらのがんの薬の試験の請負で稼ぐ構造になっている。
製薬会社が研究の予算を絞れば、試験の受注が細る弱点を抱える。少数の大口の製薬会社に売上が偏る。模型を使った試験は、人での結果を完全には予測できないため、より良い手法が出れば置き換わる恐れもある。規模に勝る研究の請負の大手との争奪もある。研究の役務は、案件の有無で業績が振れやすい。赤字の年もある。
配当を出さず、模型の蓄えとデータの仕組みへの投資を優先する経営。現在の経営者が率いる。がんの薬の試験の請負と、患者由来の模型の蓄えの拡充、大手の製薬会社からの受注の獲得、採算の管理を進める。患者由来のがんの模型への特化が、運営の中核になっている。
製薬会社の研究の支出と、模型の蓄え、受注に依存する。製薬会社が、がんの薬の研究に支出を保つか、患者由来の模型の蓄えの強みを保てるか、大手の製薬会社からの受注を積み上げられるか、そして赤字を抜け出して採算を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $27M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(15%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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