事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
ピックアップやSUVの駆動の部品で北米最大手という地位と、大型買収で世界最大級の駆動シャフトのメーカーになった規模が最大の特徴。北米最大手の自動車メーカーから分離した歴史を持ち、その主要な車種に深く食い込む。電動の駆動の部品にも広げる。汎用の自動車部品の大手とは異なる、駆動の部品に特化した立ち位置にいる。
自動車の動力を車輪に伝える駆動の部品を作るのが事業の柱。柱は二つで、車軸やプロペラシャフト、四輪駆動の仕組みといった駆動系の部品と、歯車や軸を鍛造し加工する金属の成形からなる。ピックアップやSUVに使われる部品が中心で、北米の最大手の自動車メーカーが最大の顧客になる。最近、欧州の同業を大型買収して世界最大級になった。これらの駆動の部品の販売で稼ぐ構造になっている。
売上を少数の北米の自動車メーカーのピックアップやSUVに大きく頼るため、その生産の落ち込みが業績を直撃する弱点を抱える。電気自動車は、車軸が一体になった構造で従来の駆動部品が不要になる場合が多く、電動化が進むほど主力の需要が細る恐れがある。大型買収で膨らんだ借入や、その統合の失敗も重荷になる。同業との競争も激しい。
配当を出さず、現金を大型買収で膨らんだ借入の削減に優先して充てる経営。創業者の家族が率い、主要な顧客のピックアップの主要な車種を維持しつつ、電気自動車向けの電動の駆動の部品への移行を進める。大型買収した事業の統合と、電動化への対応を最優先に置く方針が特徴になっている。
ピックアップの生産と、主要顧客、電動化への対応に依存する。北米のピックアップやSUVの生産が活発で部品の需要が続くか、最大の顧客である自動車メーカーの主要な車種の販売が好調か、電気自動車への移行の中で電動の駆動の部品を獲得できるか、そして大型買収した事業を統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $640M(10%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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