MIND
MIND Technology陸上の探査機器メーカーとは扱う場が違い、船で曳く音波機器という用途に絞り込んでいる。部品はアジアと欧州と米国の業者から集め、シンガポールとマレーシアとテキサスで組み立てて出荷し、英国の拠点が設計と訓練と現場対応を受け持つ。
海底の地質を音波で捉える曳航式のGunLinkやSeaLink、位置を測るBuoyLinkといった機器を設計、製造、販売する。海洋調査や水路測量、海底の資源探査や海の警備に使われ、機器そのものに加えて修理や訓練、現場での立ち会いからも収入が入る。
2026年1月期は最大顧客1社への依存度が18%まで下がったものの、上位5社で売上の69%を占める。大口の発注が翌年も続く保証はなく、受注残は1年で$16.9Mから$13.9Mへ減った。海の調査が止まれば注文はすぐ細る。
2026年1月期には、自動目標認識ソフトSpectral Aiの開発を「見込める収益が費用に見合わない」として打ち切った。もともとは2023年に手放したKlein社のソナー専用に作っていたもので、売った先の製品に紐づく開発を引きずらない判断だった。
売上の行き先はノルウェーと中国に偏り、本社のある米国向けは小さい。海の調査計画がどれだけ組まれるかという、顧客側の予算と設備更新の周期に収入がそのまま揺れる。
この会社をどう読むか
MIND Technologyの機器を買うのは、船で海底を調べる事業者である。売上の行き先はノルウェーと中国に集まり、テキサスに本社を置きながら米国内向けは小さい。作っているのは、船で曳いて海底に音波を当てる装置とその周辺機器だ。
上位5社で売上の69%を占めるため、大口が一社抜けるだけで数字は揺れる。2023年にKlein社を手放し、2026年1月期にはそのKlein製ソナー専用に開発していたソフトも打ち切った。持ち場をSeamapひとつへ寄せる整理が、いまも続いている。
バランスシート (要約)
資産 $49M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $41M(84%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$19M
- 他の流動資産$26M
- 固定資産$4M
- 流動負債$7M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $41M
- 売上成長率
- −12.6%
- 粗利率
- 45.6%
- 営業利益率
- 7.0%
- 純利益率
- 1.8%
- ROE
- 1.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $3M
- フリーCF
- $2M
- 営業CFマージン
- 6.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
MIND の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…