OPAD
Offerpad Solutions手数料だけを取る仲介と違い、自分の資金で家を買って直す。この過程で貯めた査定と改修の勘所を、他社の賃貸物件を直すRenovateという受託事業にも回している。
買った値段と売り直した値段の差から、修繕費と保有中の金利を引いた残りが取り分になる。2025年は約1600戸を買い取り、リフォームを約1500件手がけて、売上高は$550Mを超えた。
値付けを1回誤れば、直して売り直しても損が出る。売上の9割超をCash Offerが占めており、この一本の稼ぎ方が裏目に出ると業績全体が傾く。
即金買い取りで貯めたノウハウを、仲介やマーケットプレイス、リフォーム受託へ横に広げる経営。1件あたりの単価は低くても利幅の厚いこれらの周辺事業を、粗利の柱に育てようとしている。
仕入れてから売れるまでの数か月、住宅相場が動かないでいてくれるかどうかで取り分が決まる。在庫を借入で抱える以上、金利の水準もそのまま保有コストに響く。
この会社をどう読むか
Offerpad の帳簿には、売れるのを待っている家が並んでいる。査定を受けた売り手に最短24時間で現金を提示し、家そのものを買い取って直し、自分の名前で売り直すからだ。
2015年の創業からの取引額は$12.2Bに達したが、売上の9割超はいまも即金の買い取り一本で立っている。家を在庫として抱える数か月、相場と金利の揺れをまるごと引き受ける立場にある。
バランスシート (要約)
資産 $155M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $38M(25%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$27M
- 他の流動資産$105M
- 固定資産$23M
- 流動負債$89M
この判定で見た指標: 自己資本比率。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $568M
- 売上成長率
- −38.2%
- 粗利率
- 7.4%
- 営業利益率
- −5.9%
- 純利益率
- −8.2%
- ROE
- −121.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $67M
- フリーCF
- $66M
- 営業CFマージン
- 11.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
OPAD の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…