
高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社

睡眠時無呼吸の治療機器で世界をリードする技術と、装置・消耗品・見守りサービスを組み合わせた事業構造が強み。一度治療を始めると消耗品が繰り返し売れる安定収益を持ち、未診断の患者という大きな潜在需要を、専業の集中力で掘り起こせる立ち位置にいる。
睡眠中の無呼吸を防ぐため、空気を送って気道を広げる治療装置の販売が収益の柱。装置に加え、定期的に交換するマスクやチューブといった消耗品が繰り返し売れる。さらに、患者の使用状況を見守るクラウドのサービスも手がけ、装置と消耗品とサービスの組み合わせで稼ぐ構造になっている。
競合が高性能で安い装置を出すと、価格競争やシェアの奪い合いになる。保険会社が支払額を抑えると、採算が圧迫される。肥満治療薬の普及で無呼吸症の患者が減るのではという懸念が、需要の見方を揺さぶることもある。部品不足による供給の混乱もリスクになる。
安定した配当を続けつつ、装置の改良と、未診断患者の掘り起こし、見守りサービスの強化に資金を振り向ける経営。消耗品の継続収入を土台に、潜在患者を治療につなげて装置と消耗品の販売を増やし、稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
無呼吸症と診断される患者数と、治療機器の普及に依存する。まだ診断されていない潜在的な患者をどれだけ掘り起こせるか、消耗品の継続販売を積み上げられるか、そして保険の適用や、肥満治療薬の普及が需要に与える影響が、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.6B(73%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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