景気敏感な事業で、配当も出す会社
屋根防水から補修材まで、特殊化学品の有名ブランドを多数抱える点が強み。新築より景気に左右されにくい維持・補修・改修の需要を取り込め、プロと家庭の両方に浸透したブランドで値引きに頼らず売れる。買収でブランドを増やしてきた分散した事業構成も、安定につながる立ち位置にいる。
建物の屋根防水材、床のコーティング、塗料、接着剤、家庭用の補修材といった特殊化学品の製造・販売が収益の柱。プロ向けから家庭向けまで、多数の有名ブランドを抱える。新築より、建物や設備の維持・補修・改修の需要が大きく、繰り返し使われる補修材で安定して稼ぐ構造になっている。
景気後退や建設の冷え込みで改修・補修が先送りされると、需要が鈍る。原油由来の原材料費の上昇を値上げで吸収しきれないと、利益率が圧迫される。特定の事業の不振や、買収の統合のつまずきも、収益の重しになりうる。
安定した配当を長年増やしつつ、買収によるブランドの拡大と、改修・補修需要への集中に力を入れる経営。新築依存を避けて維持・補修の安定需要を軸に、ブランド力で利益率を保ち、買収で事業を広げて着実に稼ぐ力を高める方針が特徴。
建設・改修の需要と、原材料費の動向に依存する。建物や設備の維持・補修がどれだけ行われるか、原料(石油由来が多い)の価格を価格に転嫁できるか、ブランド力を保てるか、そして買収で事業を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。改修需要は新築より安定している。
資産 $8.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.3B(40%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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