配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
扱う素材はアルミと樹脂で異なるが、どちらも設備を抱えて量を流す装置産業という点では同じ。Terphaneの売却で、この二本に資源を集中させる形が整った。
稼ぎの大半はBonnell Aluminumブランドのアルミ押し出し材で、2025年は連結売上の86%を占めた。建材の窓枠やカーテンウォール、自動車の構造部材、EV電池の筐体まで幅広く供給する。もう一本のHigh Performance Filmsは、液晶やソーラーパネルを守る表面保護フィルムが中心。上位4顧客に売上の88%を頼る薄利の事業だ。
アルミ押し出し部門の受注残は2025年末で約$70.4M。前年からは増えたが、需要が健全な局面の標準的な水準は下回ると自社が開示している。建設と自動車の景気敏感さが、そのまま業績の振れに直結する。
売れる事業は売り、残した二本に資源を寄せる形で規模を整理してきた。日々の仕事は原料費の転嫁と工場の稼働率を詰めることに向いている。
押し出し材の出荷量は米国の建設と自動車生産の動きにそのまま連動する。アルミ地金や樹脂の値段が上がったとき、それを製品価格へ乗せられるかどうかで利幅が決まる。
資産 $371M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $217M(58%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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