まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
安価な電力を確保し、採掘したビットコインを多く保有する戦略で、価格の上昇局面で大きな値上がり益を狙える点が特徴。電力と設備という資産を、暗号資産の採掘と人工知能などの計算需要の両方に生かせる。市況に左右される採掘から、計算需要の取り込みへ収益源を広げようとする立ち位置にいる。
大規模な施設で計算機を動かしてビットコインを採掘し、得たビットコインを売るか保有して稼ぐのが収益の柱。安価な電力を確保し、電力を計算能力に変えて暗号資産を生み出す。採掘したビットコインを多く保有し、値上がりを待つ戦略も取る。近年は、電力と設備を人工知能などの計算需要にも生かす事業を育て、収益源を広げようとしている。
ビットコイン価格が急落すると、採掘の採算が悪化し、保有資産の価値も目減りして業績が一気に悪化する。採掘の難易度が上がると、同じ電力で得られる暗号資産が減る。電力コストの上昇や、計算機への多額の先行投資、暗号資産への規制も重しになる。市況の波が極端に荒く、損益が大きく振れる。
配当を出さず、収益を採掘設備の拡大と、保有ビットコインの積み増し、計算需要を取り込む事業への投資に振り向ける経営。安価な電力を武器に規模を広げ、暗号資産の保有と市況連動の収益を土台にしつつ、計算需要という新たな柱を育てて稼ぐ力を高めようとする方針が特徴。
ビットコインの価格と、電力コスト、計算能力の規模に依存する。ビットコイン価格が高いほど採掘と保有資産の価値が上がる。安い電力を確保できるか、計算機を増やせるか、保有するビットコインをどう生かすか、そして計算需要を取り込む事業を伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(52%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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