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米国終値8/28
S&P 5007,711.76-0.25%
NASDAQ26,402.42-0.52%
Dow Jones53,559.99-0.02%
Russell 20002,972.37-1.39%
VIX14.43-0.08
ドル円160.07+0.51%
10年債4.72%+0.05
原油 WTI83.46-0.08%
4,506.20-2.25%
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sodate Daily ・ 2026.08.046分で読める ・ sodate 編集部

アマゾン$3T、ダウ最高値。油5%安全面高を呼んだ

月曜の米国株は全面高になった。きっかけは日曜の一報で、トランプ大統領がイランへの攻撃を見送り、月曜から協議を始めると述べた。中東の緊張がほどけるという読みでWTI原油は5.44%安の$80.06まで下げ、株には追い風になった。ダウは53,178.41ドルと最高値を更新。アマゾンは時価総額$3Tを初めて超え、この規模に届いた5社目になった。一方でアストラゼネカは大型統合の報道で6.88%安と、逆を向いた。

アマゾンの本社タワー(シアトル)。時価総額$3Tを初めて超え、この規模に届いた5社目になった
SounderBruce · CC BY-SA 2.0

8月最初の取引日は、戦争の話から始まった。

日曜、トランプ大統領がイランへの一連の攻撃を見送り、月曜から新たな協議を始めると述べたと報じられた。2月末に始まった戦闘でホルムズ海峡は実質的に閉じられ、原油は7月だけで20%超上げていた。その前提が崩れる可能性が出たことで、WTI原油は5.44%安の$80.06まで下げている。

株はこれを追い風として受け取った。ダウは1.32%高の53,178.41ドルで最高値を更新、S&P 500は1.48%高、ナスダックは2.13%高。11セクターのうち10が上げ、下げたのはエネルギーだけだった。恐怖指数のVIXは15.86。

ただし、イラン側は月曜の時点で「協議は行われておらず、会合の予定も無い」として、この話を否定している。相場が織り込んだのは合意そのものではなく、合意があり得るという可能性の分だけだ。

3つのポイント

  1. アマゾンが$3Tの大台に乗ったアマゾンは4.58%高の$284.02で、時価総額が初めて$3Tを超えた。この規模に届いたのはエヌビディアアルファベットマイクロソフトアップルに次ぐ5社目になる。先週の決算でクラウドのAWSが37%増へ加速し、契約残高$496Bを示したことの続きだ。同じ流れでオラクルが9.22%高、メタが6.02%高、マイクロソフトが4.93%高、アルファベットが4.88%高と、大型テックがそろって上げた。

  2. AIの設備を貸す側がさらに強かった:計算資源を貸す新興勢の上げ幅は大型テックを上回った。コアウィーブが19.49%高、ネビウスが11.64%高、セレブラスが10.70%高。ネビウスはReflection AIへ2029年までに$1B超の計算資源を売る契約を明らかにしており、コアウィーブにはTruistの投資判断引き上げがあった。裏方も動いており、データセンターの電源と冷却を担うバーティブが8.89%高、光通信部品のアプライド・オプトエレクトロニクスが16.85%高だった。

  3. 売られたのは製薬とエネルギーアストラゼネカは6.88%安。ブリストル・マイヤーズとの統合に向けた初期段階の協議が報じられ、合計で$400B近くになる規模と伝えられた。買収する側の負担と独占禁止の審査を嫌気した売りで、相手方のブリストルは0.24%高とほぼ動いていない。イーライリリーが2.39%安、アッヴィが2.33%安と、大型の薬は先週から売られ続けている。エネルギーは原油安を受けて0.90%安と唯一のマイナスで、オクシデンタルが2.80%安、シェブロンが1.85%安だった。

戦争の影は、別の場所に残っていた。マリオットは6.97%安。4〜6月期の売上が市場予想に届かず、7〜9月の利益見通しも下回ったのだが、中身を見ると中東の客室あたり売上が43%減っている。原油が「和平の可能性」を織り込んで下げた同じ日に、ホテルの決算には「すでに起きた戦争」が数字で出た。

個別ではゲームストップが12.25%安。約$1.4Bの転換社債を自社株と交換すると発表し、現金を使わずに借金を消せる一方で株数が増えることが嫌われた。アトコアは28.22%高で、イタリアのプリズミアンが1株$95の現金で買収することに合意している。

原油が下げ、株が上がった1日だった。ただし、その根拠は「協議が始まるらしい」という一報である。イランは否定しており、マリオットの数字は戦争が続いた四半期の実績を示している。次に確かめるべきは、協議が実際に始まるかどうかだ。