
LNTH
Lantheus Holdings放射性の診断薬という、製造から時間内の配送まで難しい専門分野で、安定した製造・配送網を築いた点が強み。前立腺がんの診断薬で高いシェアを持ち、画像診断の需要の高まりを取り込める。時間との勝負ゆえ参入が難しく、病院との関係と供給網が参入障壁になる。専門特化で稼ぐ立ち位置にいる。
体内を画像で調べる検査(PETなど)に使う、放射性を帯びた診断薬の販売が収益の柱。患者に投与し、特定の病気の場所や状態を画像に映し出す。前立腺がんを見つける診断薬や、心臓の検査に使う薬が主力。病院や検査機関に供給する。放射性の薬は時間とともに減衰するため、製造から配送まで時間との勝負になる。診断薬を供給して稼ぐ構造になっている。
主力薬が競合の診断薬に押されると、処方が伸び悩み収益が鈍る。放射性薬は短時間で減衰するため、原料の供給や配送の混乱が販売を直接妨げる。原料となる放射性同位体の供給は限られた施設に頼り、その停止はリスクになる。保険適用の制約や、特定の主力薬への依存も、収益の重しになりうる。
配当を出さず、利益を新しい診断薬の開発と、製造・配送網の強化、買収による製品の拡充に振り向ける経営。放射性薬の難しい製造・配送網という強みを生かし、主力薬の処方を広げながら、新しい診断薬を加えて画像診断の需要を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
画像診断の需要と、主力薬の処方、放射性薬の製造・配送網に依存する。がんや心臓の画像診断の需要が伸びるか、主力薬の処方を広げられるか、時間との勝負になる放射性薬の製造・配送を安定して回せるか、そして新しい診断薬を投入できるかが、業績を左右する大きな前提になる。主力薬の販売が収益の柱になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(49%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$359M
- 他の流動資産$541M
- 固定資産$1.3B
- 流動負債$333M
- 長期借入金$569M
- 短期借入金$738K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.5B
- 売上成長率
- 0.5%
- 粗利率
- 61.1%
- 営業利益率
- 20.2%
- 純利益率
- 15.2%
- ROE
- 21.4%
- ROIC
- 14.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $390M
- フリーCF
- $354M
- 営業CFマージン
- 25.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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